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実録!エプソン“MOVERIO”のある新しい生活

編集部員が最新ウェアラブル端末“MOVERIO”を自宅や職場で徹底的に使い倒してみた

公開日 2014/09/01 11:59 編集部:杉浦みな子
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リモート視聴×MOVERIOで、どこでも大画面テレビライフ実現

さて、続いてはリモート視聴機能に対応するBDレコーダーとAndroid端末を組み合わせて、放送中のテレビ番組を外出先からMOVERIOの大画面でリアルタイム視聴してみます。テレビっ子、高まる!

読者の皆様にはおなじみだと思うのでサラっとした説明にとどめますが、リモート視聴とは、自宅にあるBDレコーダーで受信しているテレビ番組や、レコーダー内の録画番組を、宅外からスマホ/タブレットで視聴できる機能のこと。いわゆる「ロケフリ機能」のスマホ連携版です。ここにMOVERIOを組み合わせれば、外出先からでも“大画面で”テレビ番組をリアルタイム視聴できるのでは? …ということで、スマホ×MOVERIOでリモート視聴を試してみることにしました。

本記事公開の2014年8月時点で、リモート視聴機能に対応するBDレコーダーはソニーとパナソニックから登場していますが、Android用の視聴アプリを提供しているのはソニーだけ(パナソニックはテレビでも対応機種がありますが、いずれも視聴アプリはiOSのみ対応)。今回はソニーのBDレコーダー「BDZ-ET2100」を使用しました。

■朝のニュースをリアルタイムで見ながら通勤

リアルタイム視聴って、本当に良いですね。大画面で観られるからなおさらです。NHK朝ドラウォッチャーの私は、山手線の中で『花子とアン』、そのあとの『あさイチ』オープニングまでを、MOVERIOでリアルタイムに楽しみながら出勤しました。放送中のニュース番組や、海外スポーツの中継を大画面で観ながら通勤するのも良いと思います。

特に窓の方を向くと観やすい

電車内でのMOVERIO使用環境については前ページでレポートした通りで、空いている電車であれば、窓の方を見て視聴すればある程度の画面サイズを確保できます。自分の観ているコンテンツは周りからは見えず、こちらからは周囲の状況が確認できるという、電車の中で使うにはちょうどいい感じの没入感です。もちろん、全体の視聴感はリモート視聴機能自体の使い勝手やネットワーク環境に左右されますので、上手く組み合わせて使うことをオススメします(ソニーのBDレコーダーを使用したリモート視聴機能の使い勝手検証・コツはぜひこちらをご参照下さい)。

もちろんリアルタイム放送だけではなく、自宅のBDレコーダー内に録画した番組もリモート視聴で観られます。残業して帰りが遅くなったとき、その日に予約録画しておいた番組を帰宅時の電車内で大画面再生して観ながら帰るなんていう使い方もできるわけです。

ちなみに「リモート視聴環境ではなく、手軽にスマホのワンセグをMOVERIOで視聴できないか?」と思って試したんですが、今回使用した「Xperia Z2」の場合、外部機器とMiracast接続した状態では、ワンセグを起動できませんでした。他のAndroidスマホ/タブレットでも、Miracast中にワンセグ起動はできない場合が多いようです。機種によってはできることもあるかもしれないので、このあたりはまた色々試してみたいと思います。

さて、ここまでは宅内・宅外でのAV機器連携シーンにおけるMOVERIO活用シーンをご紹介してきましたが、続いてはビジネスシーンや日常生活におけるMOVERIOの便利な使い方に触れていきたいと思います。題して「Evernoteと連携して企画書作成」と「レシピサイトを表示しながらクッキング」。くわしくは次ページへどうぞ。


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