エプソンの超短焦点4Kプロジェクター「EH-LS970」なら信頼の高画質シアターが置くだけで叶う
また、サウンドも堂々としていて音量を上げても破綻がないのは驚くべきレベル。上級のサウンドバークラスと思えるもので、「シネマモード」はバーチャル効果による広がり感と音像の移動も鮮明。F1カーが壮大なスケールで左右に駆け抜けるような表現は、超大画面の没入感をさらにアップし、知らず知らずのうちに作品の世界観に引き込まれる。
フレーム補間は「シネマモード」選択すると、デフォルトで「中」に設定されていた。映画の雰囲気をキープしつつ、カメラが大きくパンするようなシーンでジャダーを適度に抑えて目に快適。好みによって「低」や「オフ」が選べて、さらに「ユーザー」設定で、「ブレ補正」と「揺れ補正」を10段階で詳細に設定できるので、好みに追い込むと良いだろう。
肌色はナチュラルに描写しながらも、原色はダイナミックかつ鮮やかに再現する
Google TVから、Netflixの人気ドラマ『おつかれさま』(4K/HDR)を視聴。済州島の自然を活かしたロケシーンが多いが、緑、海、そして肌色がナチュラル。特に人々の表情は、霞がかかったような繊細な雰囲気も丁寧に描写される。
レトロ感のある衣服の原色の赤色も鮮やかで、ダイナミックレンジの広さを感じる。屋内から屋外シーンに切り替わった瞬間の輝度の変化もパワフルで、実際に陽光を受けたようか感覚も新鮮な体験。
HDR映像で、被写体の明暗から光がやって来る方向が分かるのは、高輝度なテレビに近い感覚だった。夜のシーンで電球に照らされる表情が立体的に描かれるのも印象深い。
また同じくNetflixでアニメ『すずめの戸締り』(フルHD/SDR)」を、シネマモードで視聴したが、デフォルト状態で各種エンハンスやノイズ補正が良い塩梅で作用。
アップスケーリングの「AISR」はデフォルトで「中」に設定されているが、「オフ」にするとやや甘くなる。オンにすると背景のボケが引き締まるのだが、シャープネスのようなシュートが出ないでナチュラルなのは感心。“使える超解像” と思えるものだ。
映像を分析して明暗をコントロールする「AIPQ」は、このコンテンツでは、本来のフワッとした映画調から、コントラストが少し上がってカチッと明瞭に。全体のコントラスト感が大きく変わらずナチュラルで、こちらも “高画質化” と言って良い効果に感じた。
作品の雰囲気を活かす画作りが巧みで、玄人好みのナチュラルな画質を安心して楽しめる
各種映像を慎重に視聴したが、総合的に感心したのは、各種の自動補正およびエンハンス機能を備えつつ、作品の雰囲気を維持する画作りの巧みさ。コントラスト “感” や解像 “感” といったキャッチーな画作りに走らず、黒を暗く潰さないナチュラルな画作りは玄人好みと言えるもの。
また、平均輝度が高いシーンや低いシーンなど、画柄に応じてトーンマッピングが施されるが、単に破綻なく見易い映像にするのではなく、その作品、そのシーンの印象を損なわない画心に感心。日本ブランドとして長年積み上げて来た経験が感じられるもので、新興メーカーが追い付くには時間がかかると思う部分だ。
このように絶対的に優秀な画質をベースに、リビングで設置し易いスタイルと明るさ性能を備えた本機は、現実世界で究極のプロジェクターと言っても過言ではないだろう。レーザー光源で20,000時間もの長寿命を誇り、製品として3年保証なので、毎日気軽に利用できる安心感もプラスだ。

「EH-LS970」製品ページ
壁の前に置くだけで最大150型の大画面が叶う、画質を高めた超短焦点4Kプロジェクターの上位モデル。明るいリビングでもくっきり見える4,000ルーメン、2軸シフトによって4K映像が楽しめる。
[SPEC]
●投写形式:3LCD ●投写デバイス:0.62型ワイドポリシリコンTFT液晶パネル ●表示解像度:4K(3840×2160) ●レンズ:2.5倍デジタルズーム/マニュアルフォーカスレンズ(F1.8/f2.3mm) ●光源:レーザー ●投写サイズ:80 - 150型 ●明るさ:4,000ルーメン ●騒音:18dB ●スピーカー:2.1chステレオ(5W×2、10W×1) ●ワイヤレス機能:Bluetooth Ver 5.2、Wi-Fi(5GHz/2.4GHz) ●主な入出力端子:HDMI×3(eARC対応はうち1基)、USB Type-A×2、RS-232C×1、光デジタル音声出力×1、ステレオミニ出力×1 他 ●消費電力:363W(待機時0.5W) ●外形寸法:695W×145H×341Dmm(突起部含まず) ●質量:約12.4kg
(提供:エプソン販売株式会社)
