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PRAI技術の進化で全方位アップデートしたオールインワン

高画質と自由な設置を極めたJMGOの新フラグシップ4Kプロジェクター「N3 Ultimate」をレビュー

公開日 2026/03/03 12:00 海上 忍
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4K UHD BD『トップガン マーヴェリック』は、試作機ダークスターが離陸するシーンの音に刮目。N3 Ultimateの外形寸法308W×274H×230Dmm、質量6.95kgという比較的小柄な筐体からすると、搭載されているスピーカーの口径(非公表)はさほど大きくないはずだが、かなりインパクトのある重低音だ。

サウンドモードには「映画」を選択したが、音量を80%程度に上げても歪まず、セリフも聞き取りやすく、音域のバランスのよさが印象に残った。

設定の「サウンドメニュー」で音声モードを切り替えられるほか、低音を減らす、スピーカーの遅延の調整なども操作できる

アニメーションの画質は、Netflixで配信中の『葬送のフリーレン』第9話でチェック。アニメーションは実写と比べ “ベタ塗り” に近い部分が多く、各種のノイズが気になるコンテンツだが、キャラクターの毛髪や石壁はごく自然に描写される。

レーザー光源プロジェクターで目立つことがあるスペックルノイズも注意して見たが、JMGOが独自開発したという360度全方向に振動する「LSR(レーザースペックル低減)拡散板」の効果か、粗さが感じられない滑らかな画だ。

Google TV 5.0を搭載し、Netflix/Prime Video/Disney+/YouTubeといった主要なサービスはプロジェクター本体とネット接続のみで利用可能

場所をとらないのに高品質な “手前設置スタイル” の決定版

スピーカーを内蔵しネット接続もサポートしたオールインワンのプロジェクターは、いちど使うとクセになるよさがある。AVアンプと巨大なスピーカーなしに100型超の大画面を実現でき、ソースはストリーミングを使えば電源以外のケーブルは必要ない。必要なとき以外はクローゼットに収納しておけばよく、部屋を効率的に使える。

N3 Ultimateは、そんな “いまどきのプロジェクター” で頂点を目指し開発された製品。純3色のレーザー光源で5,800ルーメンの明るさ、3,000,000:1という圧倒的なコントラスト比。航空宇宙グレードのレンズに調整幅の広いレンズシフトと光学系もアップデートされ、セットアップからリアルタイムの最適化まで、AIがすべてを自動処理してくれる簡便さも備えている。

場所をとらないのに高品質、とコスパ・タイパならぬ「プレパ」におけるインパクトは群を抜いている。入門機の買い替えやフルHDから4K/HDRへのステップアップとしてはもちろん、スマートプロジェクターで黒や暗部の表現にこだわりたい方、画質と設置性を両立を追求したい方にとって、JMGOが総力を挙げて開発したフラッグシップモデル・N3 Ultimateは、有力な選択肢となるはずだ。

SPEC

JMGO「N3 Ultimate」
●投写形式:DLP ●投写デバイス:0.47型DMD ●表示解像度:3840×2160 ●レンズ:光学ズーム・フォーカスレンズ ●光源:3色(RGB)レーザー ●投写サイズ:100 - 200型(推奨) ●明るさ:5,800ルーメン(ISO) ●騒音:26dB以下 ●内蔵スピーカー:12.5W+12.5W ●主な入出力端子:HDMI×2基(うち1基がeARC対応)、USB Type-A×1基 ステレオミニ出力×1基 ●ワイヤレス:Wi-Fi 6(5GHz/2.4GHz)、Bluetooth Ver 5.2 ●消費電力:300W ●外形寸法:308W×274H×230Dmm ●質量:約6.95kg

背面端子

付属のリモコンは音声コントロールに対応

(協力:株式会社日本ビジネス開発)

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