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PR国内最大級のオーディオ・ビジュアルアワードで「ホームシアター大賞」獲得

“レグザ高画質” を4Kレーザープロジェクター「V7R MAX」で堪能! 画質・音質の圧倒的な完成度に触れる

公開日 2025/06/26 06:30 折原一也
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TVS REGZAは、4K有機ELテレビや4K Mini LED液晶テレビ、また近年ではゲーミングモニターまで、さまざま映像機器ジャンルにおいて、常に時代の最先端で高画質を追求し続けているトップブランドだ。そんな “レグザ高画質” を味わうことができる映像機器として、新たにプロジェクターが追加された。それが、4Kレグザレーザープロジェクターの「V7R MAX(RLC-V7R MAX)」と「V7R(RLC-V7R)」だ。

写真左が「V7R MAX (RLC-V7R MAX)」 オープン価格(市場予想税込価格374,000円前後)、写真右が「V7R (RLC-V7R)」 オープン価格(市場予想税込価格297,000円前後)

4Kテレビの開発で培った映像と音響のノウハウを惜しみなく大画面投写の世界へ、“V7Rシリーズ” は高画質であることはもちろんのこと、4Kプロジェクターの常識を覆すほどの高音質、そして壁や天井投写も楽しめる設置性も兼ね備えた意欲的なモデルだ。

また、多くの評論家から好評を得ており、国内最大級のオーディオ・ビジュアルアワード「VGP2025 SUMMER」では、クオリティの高さが重視される映像音響部会にて特別賞「ホームシアター大賞」、部門金賞を獲得。さらにライフスタイル分科会においても部門金賞を受賞するなど、高い支持を集めた。

そこで本稿では、“もうひとつのレグザ” をコンセプトに確かなクオリティを実現した「V7R MAX」の画質・音質レビューをお届けしたい。

「V7R MAX」はオーディオ・ビジュアルの総合アワード「VGP2025 SUMMER」で多数の優秀賞を獲得した

4Kレグザレーザープロジェクター「V7R MAX」のクオリティをチェックした

RGB3色レーザーによる高輝度とレグザの重低音再生技術「BAZOOKA」を兼備

まず、画質の根幹となる光源には、世界的なトップメーカーである日亜化学工業製のRGB3色レーザー光源を採用しており、明るさは3,000ルーメン(ISO)の高輝度を確保。DLPデバイスを採用し、色域はBT.2020カバー率98%、純度の高い色彩を鮮烈に描き出せる。

光源にはRGB3色レーザーを採用しており、3,000ルーメン(ISO)の明るさを実現している

プロジェクターのレンズ部には「4K LASER CINEMA」の文字が記されている

HDRフォーマットは、HDR10やHLGだけでなく、HDR10+やDolby Vision、そしてIMAX Enhancedの入力にも対応する最新世代仕様だ。映画制作者の意図を忠実に再現する「FILMMAKERモード」を搭載しているのも特徴的だ。

内蔵スピーカーには、レグザの重低音再生技術「BAZOOKA」が用いられており、フルレンジスピーカー2基に加え、サブウーファーを内蔵した2.1ch構成のスピーカーシステムを搭載。 実用最大出力は合計40W(10W+10W+20W)に到達。さらに音響フォーマットはDolby Audio、DTS:X、そしてバーチャル3Dサラウンド技術の「DTS Virtual:X」もサポートする。

スタンド部分にサブウーファーを設置。プロジェクター本体の左右にフルレンジスピーカーを備えている

画質劣化のない光学ズームをはじめ、設置性に富んだ機能を多数内蔵する

画質・音質だけでなく、設置性を高めた機能を備えていることも「V7R MAX」の特徴。上下135°と左右360°という広範な可動域を持つジンバルスタンドを備えており、スクリーンや壁だけでなく天井にも投写できる。スローレシオ0.9 – 1.5:1の光学ズームを搭載していることも設置性を高める機能として大きな魅力であり、例えば6畳で最大120インチ、8畳で最大150インチの映像を画質劣化なく投写できる。

上下135°の角度調整に対応しており、設置性を高めている

光学ズームの採用によって、画質劣化なく6畳間で120インチ、8畳間で150インチの映像投写が可能

設定「画面の拡大/縮小」で光学ズームによる画面サイズの調整ができる

また、近年のスマートプロジェクターではトレンドとなっている、自動台形補正やオートフォーカスをはじめ、障害物を避けて映像を投写する「自動障害物回避」、スクリーンに合わせて自動でサイズを調整する「スクリーン表示自動調整」、投写映像を壁色に合わせて最適な色合いにする「壁色自動補正」、光源の前方に人を認識すると投写をすぐに止める「目の自動保護機能」など、豊富な機能を備えている。

自動台形補正の実行中に、照明のスイッチなどの障害物を認識すると自動で回避してくれる「自動障害物回避」機能を搭載する

白い壁だけでなく、ベージュやグレーなど壁色であっても最適な映像に自動調整する「壁色自動補正」を装備

OSはGoogle TVを搭載しており、YouTubeやPrime Video、Netflix、Disney+といったVODサービスを手軽に楽しむことができ、スマホからのミラーリング機能にも対応。他にもゲームプレイに関連する調整機能などを表示するゲーミングモードや、テレビやレコーダーで録画した番組を、アプリストアからダウンロードした「DiXiM Play」アプリを用いて再生できる機能も備える。付属リモコンがバックライト付きで完全暗室でも使いやすい点は、さすがは国内ブランドというべき嬉しい配慮だ。

Google TVの搭載で多数のVODサービスやアプリが手軽に楽しめる

テレビやレコーダーに録画された番組をプロジェクターでも試聴できる「DiXiM Play」に対応

ゲームプレイに関連する映像調整機能を集約して表示するゲーミング専用GUIも備える

RGBレーザー光源による純度の高い強烈なコントラストを描き出す

「V7R MAX」の実力を確かめるべく、VODサービス、4K UHD BD、そして放送番組まで、さまざまな映像コンテンツを視聴した。まず動画配信アプリを利用して映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(Netflix)を視聴すると、まず序盤の砂漠のシーンでは、砂の粒子ひとつひとつの解像感に息をのむ。

HDRの映像を入力した際、標準/映画/スポーツ/ゲーム/節電などの映像モードが選択可能

Dolby Visionの映像は、暗室でないリビング環境でも深く沈み込むような映像世界へと誘う。物語中盤、ベネチアのシーンにあるレーザー光線は、RGB3色レーザー光源による純度の高い光によって強烈なコントラスを描き出す。色彩と深い暗部階調を両立しており、RGB3色レーザー光源のポテンシャルを余すことなく発揮。

Dolby Vision用の映像モードとしてDolby Vision/Dolby Vision Blight/Dolby Vision Darkを備える

そして音質にも触れてみよう。銃撃戦のサウンドが部屋の壁にまで回り込み、まるでその現場にいるかのような臨場感。特筆すべきは、音が映像のスクリーン位置から真っ直ぐに聴こえてくること。プロジェクター本体からではなく、映像から音が出ているかのような感覚は、他のスマートプロジェクターでは体感できない、本機ならではのものだ。

音声モードは標準/映画/スポーツ/音楽/ニュース/深夜を用意

リモコンマイクを利用した音場補正機能「オーディオキャリブレーション」にも対応する

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