オーディオテクニカ「AT-CSP7」は“会社に常備したくなる”スピーカーフォンだ!使ってわかった魅力と実力
なお、USBケーブルは「Type-A to Type-C」と、「Type-C to Type-C」の2種類が付属。「自分のPCにはUSB Type-C端子しかない」「USB Type-C端子は給電に使うのでUSB Type-Aで接続したい」など、様々なユースケースに対応できるよう配慮されている。
側面と天面にはLEDライトが備えられており、電源オンで青、ZOOMやGoogle Meetなどの会議ソフトに入ってマイクがオンの状態では緑、マイクがミュートなら赤といった具合に色が変わる。会議室に同席している全員にマイクの状態が一目瞭然なため、参加者が発言タイミングを把握しやすいのもメリットと言える。
また、本機天面のボタンからでも、PCの会議ソフトからでもマイクミュートのオンオフが可能。音量調整も本機天面のタッチ操作とPCとの両方から可能だ。
ちなみに、タッチ操作での音量調節は、天面にあるミュートボタンの周囲を、音量アップなら右に、ダウンなら左にと円を描くようになぞるスタイル。プラス/マイナスと表記のある部分を押す方式ではないので、最初のうちだけ少し注意が必要かもしれない。

さらに、発言者が座っている場所によらず、こちらの声を一定の音量に自動調整して相手に届けられるオートゲインコントロール機能も装備。加えて、残響を抑制することで声を聞き取りやすくするエコーキャンセラー機能も備えるなど、通話性能にぬかりはない。
クリアな音声。カスケード接続対応で大人数の会議にも
もちろん、スピーカーとしての性能も上々。口径44mmのスピーカーを内蔵していることに加え、人の声に合わせたチューニングを施しているので、会議相手の声もクリアに聞き取ることができた。スピーカーやマイク性能は、さすがオーディオ機器やプロ用機材で豊富な実績を持つオーディオテクニカならではだなとも思わされる。
