オーディオテクニカ「AT-CSP7」は“会社に常備したくなる”スピーカーフォンだ!使ってわかった魅力と実力

オーディオテクニカから、ウェブ会議などで使うスピーカーフォンの新モデル「AT-CSP7」が発売される。「ウェブ会議ならイヤホンでも事足りるのでは」と思いつつも、実際に使ってみたら思いの外……というより非常に便利だったので、その魅力をレビュー記事としてレポートしたい。
オンライン会議で地味に面倒な “あの手間” を解消してくれる「AT-CSP7」
「AT-CSP7」は、USBケーブルでパソコンと接続して使用するスピーカーフォン。もちろんWindows/Mac両方に対応しており、USB端子に挿すだけですぐに利用できる。
コロナ禍でウェブ会議やウェビナーといったオンラインミーティングが一気に増えたことを契機に、こうしたスピーカーフォンも世の中に浸透してきている。
この手の製品、記者も以前から気にはなっていたのだが、冒頭で述べたとおり「でも、まぁ、イヤホンで事足りてるしな」と思っていた。だが、この1〜2年で、その思いにも変化が訪れた。
新型コロナウイルスの5類移行で世間のリモートワーク事情が変化し、「会議室に複数名が集まって、取引先とオンラインミーティングする」といったシーンが増えたからだ。
複数名が一箇所に集まってオンライン会議をする際には、全員が自分のPCやイヤホンのマイクをオンにしたままだとこちらの声が相手に聞き取りづらくなってしまうため、「Aさんが発言する際にBさんとCさんはマイクをオフに」といった作業が必要になる。発言者が交代するたびに皆でこの作業をするのは地味に面倒だ。
そこでスピーカーフォンである。誰かひとりのPCにスピーカーフォンを接続しておけば、他の参加者はずっとミュートしておけばいい。

USBでPCと接続するだけ。わかりやすい操作方法が魅力
前述したように本機「AT-CSP7」は、付属のUSBケーブルでPCと接続するだけで使用可能。使用前にウェブサイトからドライバーをダウンロードしてきてPCにインストールして……などといった作業は必要ない。非常に簡単、かつ直感的に使い始めることができる。
