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PRこの価格帯では類を見ないスペック

A級アンプと望外のサウンド、HiBy「R5 Gen2」はとてつもなく魅力的なDAPだ

2022/06/10 野村ケンジ
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その音は格別、まさにA級動作の面目躍如



肝心のサウンドを確認すべく、A級動作モードにしてイヤホンfinal「A8000」を接続してみる。なんと、自然なサウンドだろう。エネルギッシュでキレのよい、印象的な表現でありながら、音に厚みがあり心地よい。歪み感のない、とても良質なサウンドだ。おかげで、女性ボーカルはとてもリアルな歌声に感じられるし、ピアノの音もヌケのよい伸びやかな音色に感じられる。

様々なイヤホン・ヘッドホンとの組み合わせで「R5 Gen2」のサウンドを確認した

さらに相性がよかったのが、Victor「HA-FW10000」だ。ヴァイオリンやチェロなど弦楽器が、きめ細やかな表現を持つ、ボーイングの強弱がしっかりと伝わるリアルな音色を聴かせてくれる。

HIFIMAN「Edition XS」でヘッドホンとの相性も試してみたが、こちらもなかなか。S/N感のよいクリアネスな表現のおかげで、スムーズな音場表現と実体感のある力強い演奏とが巧みに両立されている。正直、DAP直でここまで幅広い製品、特に高級イヤホン・ヘッドホンに対応できる製品はそうそうない。A級動作アンプの面目躍如といったところか、「R5 Gen2」はエントリークラスDAPとは思えない格別のサウンドを持ち合わせているのは確かだ。

本体の設定でA級動作モードのオン/オフを切り替えられる

続いて、イヤホンをfinal「A8000」に戻してエコノミーモードのサウンドもチェック。こちらは聴感上のS/N感が劣るためか、音のリアルさが少しばかりマスクされ、空間的な広がりも狭まってしまう。あきらかに、A級動作モードとは別物だ。とはいえ、A級動作モードが格別というだけで、エコノミーモードも決して悪くない。1万円クラスの有線イヤホンであれば、充分に満足できるサウンドを楽しませてくれる。

このように「R5 Gen2」は、この価格帯としては望外といえる良質なサウンドを持ち合わせている製品に仕上がっている。手頃な価格のDAPを使って屋外でも気軽に、様々な高級イヤホン・ヘッドホンを存分に楽しみたい、という人にはとてつもなく魅力的な製品だと断言しよう。

(提供:有限会社飯田ピアノ)

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