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映画も音楽もB&W流の極上サウンドに!サウンドバー「Panorama 3」実力チェック

公開日 2022/05/27 06:30 折原一也
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映画も音楽もB&W流の極上サウンドで届けるプレミアムサウンドバーが登場




オーディオ愛好家の選ぶ至高のスピーカーブランドとして君臨する英Bowers&Wilkins(B&W)。そんなB&Wから、映画やテレビ番組などをドルビーアトモス対応の空間オーディオで再現できる最新サウンドバー「Panorama 3」が発売される。

B&Wのスピーカーブランドとしての地位を押し上げた一つの要因が、英国の名門録音スタジオ、アビー・ロード・スタジオでのリファレンス採用という、音楽制作分野における高い評価と実績だ。トップモデルの「800 Series Diamond」を筆頭に、オーディオ界で確固たるポジションを築いている。

Panorama 3

そんなB&Wがサウンドバーを発売、となると新ジャンルへの挑戦と捉えがちだが、事実とは異なる。アビー・ロード・スタジオは、『ボヘミアン・ラプソディ』をはじめとしたドルビーアトモス対応作品のミキシングを手掛けた映画制作でも実績のあるスタジオであり、そのリファレンスは前述のようにB&Wのスピーカーだ。アビー・ロード・スタジオの公式動画からも、B&Wのスピーカーが映画の制作環境でも使用されているのがわかる。

そしてB&Wにとって「Panorama 3」は初めてのサウンドバーではない。2009年に登場した初代「Panorama」は日本でも百貨店/インテリア店などで小規模に導入されていたし、海外では2013年に第2世代の「Panorama 2」も発売していた。これまで、B&Wが日本においてこの分野であまり大きく扱われることはなかったが、今回あらためて国内での本格展開がスタートする、という捉え方が正しいだろう。

なお、Panorama(パノラマ)の名前は、映画黄金時代を象徴する “パナビジョン” “シネラマ” という映画技術に由来している。

歴代のPanoramaシリーズがコンセプトとしているのは、外付けのサブウーファーやリアスピーカーなどを追加することなく、たった1本のサウンドバーだけで映画やテレビ番組、ゲームなどの音響を再現することだ。

スリムな筐体。サウンドは「800 Series Diamond」のチームが担当



「Panorama 3」は、ワンボディで横長のデザイン。バーの横幅は1,210mmで、55型以上のテレビに合わせたサイズ感といえるだろうか。本体の高さは65mmと低めに抑えられ、画面が隠れにくくなるよう配慮されている。

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