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ソニー「SA-RS5」実力チェック! 独自の立体音響技術で「部屋の広さを遥かに超えた音空間」を実現

2022/05/20 折原一也
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■新ワイヤレスリアスピーカー「SA-RS5」でソニー旗艦サウンドバーが独自の立体音響技術へ対応

昨年8月の発売以来、規格外のサウンドクオリティでソニー製サウンドバーのフラグシップに君臨する「HT-A7000」。そのサラウンド体験をさらなる高みへと導く、ホームシアター用のワイヤレスリアスピーカー「SA-RS5」が5月21日に発売される。

SA-RS5の実力を評論家の折原一也氏がチェック

一見するとサウンドバーにオプションスピーカーが追加されただけのようにも見えるかもしれないが、その真価はまた別の所にある。これらの組み合わせによって、ソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」対応となるのだ。(※HT-A7000の4月15日以降のソフトウェアアップデートにより対応)

今回SA-RS5が登場したことで、ソニーのサウンドバーによるサラウンド体験の最前線はどう進化を遂げるのか。そこで本記事では、HT-A7000にSA-RS5を追加して得られるサラウンド効果を体験。HT-A7000単体、そして、先行して「360 Spatial Sound Mapping」に対応していたHT-A9との比較も交えつつレポートしよう。

サウンドバーのHT-A7000との組み合わせによってソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」で映画などが、劇場の音空間のようなサラウンドサウンドで楽しめるようになる

■「360 Spatial Sound Mapping」対応に込められた意義

前述のように、新製品のSA-RS5はサウンドバーHT-A7000の追加オプションとして登場したワイヤレスリアスピーカーだ。さっそく体験レビューをお届けしたいところだが、本記事には「HT-A7000」「HT-A9」「360 Spatial Sound Mapping」と、様々なキーワードが登場するので、技術的な背景を踏まえて、まずは一度これらを整理しておこう。

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