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【PR】配信サービス会社にもエンドユーザーにも多大な利点

“音質重視”配信が切り開く未来。4K/ハイレゾ対応システム「Live Extreme」の魅力を紐解く!

2022/04/12 土方久明
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対するLive Extremeでは、ビデオ信号とは別に、オーディオ信号はASIOドライバを通してダイレクトにエンコーダーに送られ、オーディオ・クロックを基準に処理、音声の劣化を防いでいる。

つまりLive Extremeは現場から送られる音声と映像をサーバー内で劣化させる要素を徹底的に抑えたシステムなのだ。Live Extremeを利用したライブ配信では、例えばエンコーダー側で192kHz/24bit A/D変換されたデジタル信号は視聴者の環境までビットパーフェクトで伝送できる。しかも高品位に、だ。これは大いに注目できる点だろう。

取材時のようす

■既存システムへの組み込みもライブ現場での運用も容易

このように、配信側および受信側の両方で弱点が少ないプラットフォームであるLive Extremeは当初の予想よりも配信業界およびユーザーの反響も大きく、採用を検討する配信会社が増えているそうだ。

そしてついに、1月20日より、4K/ロスレス5.1chによるサラウンド配信「熊川哲也Kバレエカンパニー「くるみ割り人形 in Cinema」』が配信された。VODの世界では、すでに4K/5.1ch配信は存在するが、ロスレス音声でのサラウンド配信は現在、Live Extremeを採用しているプラットフォームのみが可能な配信とのことだ。

Live Extremeについて説明する大石氏

このサラウンド配信の好評を得て、現在は同じTBSチケットより『熊川哲也 Kバレエ カンパニー「コッペリア in Cinema」』が配信中だ。

筆者も配信をみた。5.1chの対応環境で視聴する場合、画面右下の♪アイコンをクリックして2chと5.1chを切り替えられる。自宅に設置したJVC のプロジェクター「DLA-V90R」とマランツのAVプリアンプ「AV8805」を中心とした5.1chシステムで使用したが、かなり良質なサラウンドに感激した。

前方の3本のスピーカーからは劇中の音楽が聞こえるが、Bunkamuraオーチャードホールに反響するそれらの音や拍手が筆者の全身を取り囲む、しかもそのサラウンド音声のクオリティが高い。一般的な動画配信サービスは圧縮フォーマットによるサラウンド音声だが、Live Extremeはロスレスでの配信で、BDやUHD-BDと同レベルのサラウンドクウォリティを聞き取ることができた。

また、ロスレス・ハイレゾのビットパーフェクト・サラウンド配信が可能ということは、原理的にはハイトスピーカーも含む3Dオーディオ技術にもハイレゾで対応できるのではないか。大石氏によると、既に社内での実験は進めているそうで、今後のイマーシブ配信も大いに楽しみだ。

最後となるが、各配信会社が既存のシステムへのビルトインしやすいこと、また現場では、Live Extreme用のPC1台を用意すれば、ビデオ用のスイッチャーやオーディオミキサーには汎用品が使用出来、コルグ側からの技術サポートも可能だということも注目できるポイント。

コルグによると、最近引き合いが増えているそうで、Live Extremeはメジャーへの階段を駆け上がりつつある印象を受けた。

またLive Extremeを開発者である大石氏は昨年10月から “開発者ブログ”をスタートしている。詳細な技術開発が掲載されているディープな内容なので、興味を持った方はぜひご覧になっていだきたい。

(提供:株式会社コルグ)

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