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骨伝導の常識を覆す音質! Shokzの新フラグシップイヤホン「OpenRun Pro」レビュー

公開日 2022/01/31 06:30 折原一也
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耳をふさがずに音楽を楽しめるデバイスとして、近頃急速に人気を高めている骨伝導イヤホン。そのリーディングブランドであるShokz(旧ブランド名:AfterShokz)が2020年秋に発売した、テレワーク向けの骨伝導ヘッドセット「OpenComm」が大ヒットしたことも記憶に新しい。

そんなShokzが、ブランド名変更後の第1弾モデルとして、骨伝導イヤホン「OpenRun Pro」を打ち出した。Shokzは過去にもスポーツシーンに役立つ製品を作っていたが、本機もスポーツ利用を念頭に置いたモデルとして登場。GREEN FUNDINGにて先行販売を開始しており、定価は23,880円(税込)だが、最大割引率20%の超早割も用意されている。

骨伝導イヤホン「OpenRun Pro」。 ブラックとブルーの2色をラインナップ



スポーツ向け機能盛りだくさんで抜群の使いやすさ

OpenRun Pro は同ブランドのフラグシップモデル「Aeropex」の上位後継モデルで、約2年半の開発期間を経てつくられたという。その最大の特徴は第9世代の骨伝導テクノロジー「Shokz TurboPitchTM」を搭載していること。2基の「CoreCushion」(低音エンハンサー)を新たに追加することで、これまで以上に深みのある低域再生を実現しているという。

また、スポーツ向けだけあって、スポーツ時に利用しやすい機能が盛りだくさんだ。バッテリー駆動時間は最大10時間に延長。充電は着脱簡単な専用マグネット式ポートで行え、急速充電に対応。5分の充電で最大1.5時間の使用が可能になっている。最大10時間のバッテリーは、毎日1時間近くランニングしたとしても一週間以上持つことになる。また、電池切れに気付いても5分の充電ですぐに出かけられると、ランニングのモチベーションも持続しやすいだろう。

5分の充電で最大1.5時間の使用が可能な急速充電に対応。バッテリー切れに気づいた時や、とっさの外出にも便利

さらに、IP55相当の防塵防水仕様、デュアルノイズキャンセリング・マイク搭載により騒がしい屋外でもクリアな音で通話できる。

また、同ブランド初の専用アプリの登場により、これまでイヤホンの物理ボタンで行っていた各種操作を、スマホ画面を見ながら簡単に行えるようになったことも見逃せない。取材時点でアプリは日本未公開だったが、一般販売時には公開される予定だという。マルチペアリング、2種類のイコライザーによる音質調整、言語切り替え、バッテリー残量の確認(パーセント表示)などの各種操作のほか、ファームウェアのアップデートに対応。またアプリからユーザー登録すると、保証期間延長のボーナスも提供される予定だ。

Shokz史上初の専用アプリが登場。いままで物理ボタンで行っていた各種操作を、スマホ画面を見ながら行うことができ、操作性が向上した

絶妙なフィット感で落下の心配なし、骨伝導らしからぬ音質にも注目

実際にOpenRun Proを装着してみると、重さは約29gと軽量で、フィット感は良好。後頭部から耳にかけて頭部の両側を挟み込むようにして固定するネックバンドスタイルとなっているが、側圧も適切でとにかくストレスがない。こめかみの下あたりに触れるトランスデューサー部分もコンパクトで、装着性は極めて自然。なお、眼鏡とも干渉することなく装着できる。

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