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【特別企画】自分と相手、どちらの声もクリアに届ける

リモートワークにオススメのオーディオテクニカ新製品は?注目デバイスを一斉レビュー

公開日 2021/07/16 06:32 山本 敦
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片耳ヘッドセット「ATH-101USB」/両耳ヘッドセット「ATH-102USB」

「ATH-101USB」

「ATH-102USB」

オーディオテクニカのマイクアーム付きUSBヘッドセットは、ノートPCによるリモートワークとものすごく相性が良いアイテムだ。3,000円台という手軽に試せる値頃感も嬉しい。

軽快な装着感と安定した通話音質を実現しているうえ、USB給電なので充電の手間も要らない。筆者はMacBookに接続して試したが、USB端子に接続してからシステム環境設定のサウンドパネルを開き、入出力デバイスとして表示されるヘッドセットを選ぶだけで素速く“戦闘モード”に移れる。

両耳モデルATH-102USBを装着したところ。接続方法も装着感も非常に手軽で、通話も聞き取りやすい

「ATH-101USB」が片耳用、「ATH-102USB」は両耳用のヘッドセットだ。どちらもサウンドはニュートラルで色づけがなく、人の声の聞こえ方がリアリティに富んでいる。

片耳タイプのATH-101USBはマイクの向きを変えれば左右どちらの耳にも装着できる。片方の耳を塞がずに使えるので、ハンズフリー通話をしながら環境音にも注意を払える。

在宅リモートワークにも最適だと思う両耳タイプのATH-102USBは左右の向きは固定されているが、アームマイクの角度を口もとの位置に合わせて自在に調節できる。それぞれに本体を抗菌仕様とした点も心強い。ワイヤレスヘッドセットと上手に併用したい。

片耳モデルのATH-101USBは、マイクの向きを変えることで右耳/左耳好きな方に装着できる

USB-Cイヤホン「ATH-CKD3C」/Lightningイヤホン「ATH-CKD3Li」

「ATH-CKD3C」


「ATH-CKD3Li」

Apple Musicのロスレス・ハイレゾ対応コンテンツのストリーミング再生が手軽に楽しめる手段として脚光を浴びる、Lightning端子/USB-C端子を搭載したオーディオテクニカ初のデジタルイヤホン。手に届きやすい価格に加えて音質もさすがの一級クラス。

どちらのイヤホンも“デジタルくささ”を感じさせない、生っぽくて熱気のこもった音楽のグルーヴを楽しませてくれる。9.8mm口径のダイナミック型ドライバーの包容力が見事。USB-Cタイプのイヤホンは最大384kHz/32bitのハイレゾ対応DACを搭載している。

USB Type-CとLightningの2モデルをラインナップ。PCだけでなくスマートフォンもリモートワーク対応に

iPhoneやUSB-C接続のスマホにタブレットなどのモバイルデバイスをオンライン会議のために活用している方も少なくないと思う。本機のようなハンズフリー通話用のマイクを搭載するデジタルイヤホンを用意しておけば、リモートワーク環境でも素速くミーティングに参加できるのでとても心強い。

密閉度の高いイヤーピースを採用しているので、しっかりと環境ノイズが遮音される。内蔵マイクによる通話音声にも厚みがあってとても聞きやすかった。



オーディオテクニカの音作りにより、自分の耳に届く音に関してはもちろん心配ないが、どのモデルもマイク性能が高く、リモートワークで気になる「自分の声がどのように聞こえているのか」という点でも安心できるというのは大きなメリットだ。

自身が所有するスマホにタブレット、ノートPCとの組み合わせに最適な製品を上手に選べば、在宅リモートワーク環境をわずかなコストの負担で、賢く充実させることもできる。今回取り上げたラインナップから、皆様のライフスタイルにぴたりとフィットする製品がきっと見つかるはずだ。あるいはすべての機器を揃えてリモートワークの達人を目指してみてはいかがだろう。

(協力:株式会社オーディオテクニカ)

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