NCFシェルをコネクターに採用するAAEX2021受賞の最新モデル

汎用LANケーブルとの違いは?“NCF素材”採用フルテック「LAN-8 NCF」のサウンドをレポート

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生形三郎

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2021年04月27日
製品ラインナップに、静電気と制振対策効果を持つ「NCF素材」の導入を図り、より一層優れた性能を引き出すことに成功しているフルテック。NCFは、パーツに留まらず完成品にも導入されており、今般LANケーブル「LAN-8 NCF」が新登場した。次世代規格に対応し、取り回しの良さを備えつつ、優れた伝送性能と導入しやすい価格を実現した点が評価されて、『オーディオアクセサリー銘機賞2021』を受賞となった。ここでは実際に、汎用LANケーブルやオーディオグレードのLANケーブルと比較して本製品の魅力はどこにあるのかを探ることにした。

フルテックのLANケーブル「LAN-8 NCF」14,080円(0.6m・税込)

独自の静電・制振効果を持つ特殊素材「NCF」を採用(Text by生形三郎)
■オーディオグレードの音質と取り回しの良さが特徴的

フルテックの「LAN-8 NCF」は、ロスレスストリーミングサービスなどの充実でニーズが一層高まる、ネットワーク周辺アクセサリーに投じられた待望の製品。次世代規格の40GBASE-Tに対応するカテゴリー8に適合し、比較的手頃な価格でオーディオグレードの音質効果を明瞭に享受でき、物理的なハンドリングも良いケーブルといえ、それが『オーディオアクセサリー銘機賞2021』を受賞した最大の評価ポイントだ。

「LAN-8 NCF」の主な特徴は、フルテック独自の導体であるα処理、すなわち超低温処理と消磁処理が施された銀メッキOCC導体、そしてコネクターのシェルに、同社独自の静電および制振効果を持つ特殊素材「NCF」を用いていることだ。また、4組8本のツイストペアケーブルは、アルミ箔と導体編組による3重の入念なシールド構成を採る。

ケーブル表面はナイロン編組ジャケット仕上げで、制振効果に加えて滑らかな手触りを伴う取り回しの良さが特徴的だ。コネクター部も汎用サイズで、ワイヤリングしやすいことも嬉しい。

フルテック「LAN-8 NCF」のケーブル構造図。超高速 最大40Gbps対応 2000MHz 24AWG S/FTP 三重シールドとなっている

フルテック「LAN-8 NCF」と3種類のLANケーブルでの比較試聴を実施

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