【PR】11段階でNCを調整できる完全ワイヤレス

「Bose QuietComfort Earbuds」の“圧倒的なノイキャン性能”を使いこなす! 5つの生活シーンで検証

草野晃輔

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2020年10月29日
ボーズと言えばノイズキャンセリング機能の先駆者であり、完全ワイヤレスイヤホンへの対応を期待するポータブルオーディオファンは多かった。そのような中、待望のアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「Bose QuietComfort Earbuds」(以下、QC Earbuds)がとうとう発売された。

「Bose QuietComfort Earbuds」ソープストーン(¥33,000/税込)

同社製ノイズキャンセリングヘッドホンと同じシリーズ名「QuietComfort」を冠したモデルであり、その消音性能が気になっている人も多いだろう。そこで今回は2日間持ち歩き、コロナ禍を想定した5つの生活シーンごとにノイズキャンセリング性能、使い勝手、サウンド等を確かめた。

>>Bose QuietComfort Earbudsの詳細はこちら<<


ハリのあるサウンドと、極めて自然なノイキャン性能が光る

レビューに入る前に、QC Earbudsの概要を紹介しよう。本機は前作「Bose SoundSport Free」から約3年ぶりとなる完全ワイヤレスイヤホン。前モデルと比較すると充電ケース、イヤホン本体ともに小型化されている。

イヤホンサイズも小型化し、装着時の見た目もすっきりとした

QC Earbudsは、1回の充電で最大6時間の再生が可能。充電ケースで2回フル充電でき、併用すれば最大18時間も再生できる。また15分の充電で2時間再生できる、便利なクイックチャージ機能も備える。充電ケースへの給電はUSB-C端子経由に加え、Qi規格のワイヤレス充電も対応する。

充電ケースはUSB-Cおよびワイヤレス給電に対応

イヤホン収納部の真ん中にペアリングボタンを配置している

そして、新たに開発されたシリコン製のStayHear™ Maxチップが付属。ノズル部分とフックが一体化しており、優しくかつしっかりと耳にフィットする。装着にはややコツがあり、ノズルを耳に差込んだら後ろ向きに回転させるように固定する。

StayHear™ Maxチップは3サイズ付属。M(2)がイヤホンに装着済みの状態で同梱され、S(1)/L(3)が別途用意されている

専用アプリ「Bose Music App」が用意されており、メニュー内にはイヤホンの正しい装着方法の解説と、フィット状態をチェックする機能が付いている。ノイズキャンセリング性能を十分に発揮させるには、正しい装着が不可欠。この機能を参考にして、いつでも正しく装着できるようにするのがポイントだ。

専用アプリ「Bose Music App」を用意


Bose Music Appでは、イヤホンの正しい装着方法の解説とチェック機能を搭載、装着のサポートをする

ノイズキャンセリングの効き具合は、最小が「0」で最大が「10」の全11段階あり、アプリで1段階ずつ調整できる。左イヤホンの2回タップで切替えられる「プリセット」機能も備え、デフォルトは「10」「5」「0」の3段階。この値も11段階から自分好みに設定が可能だ。

一聴してそのサウンドは力強く、骨太だ。中域は肉厚で明瞭、女性ボーカルでは声に潤いがあり瑞々しい。高域はやや抑えめで一歩下がった印象だが、ハイトーンボイスやホーンセクションになると、スッと前に出てくる。余力を残しておきつつ、ここぞと言うときにアクセルを踏むような印象だ。


イヤホンとペアリングが完了すると、名前が付けられる様に。他にも初回接続時には本体操作に関わるヒントが自動でアナウンスされる
音に芯があり、引き締まった低域も同様。EDMやロックのような曲では、リズムをグルーヴィーに刻む。ジャンルを問わず、その楽曲の一番魅力的なサウンドを、巧みに切り取る音作りだと感心させられた。

検証の前に、ノイズキャンセリング性能をまず室内でチェック。自分が居る場所の空間感はそのままに、ノイズだけがスッと無くなる感覚だ。一般的なアクティブノイズキャンセリング機能では程度の差はあれど、鼓膜が詰まったようになり、周囲が静かな空間に切り替わって、外の世界と遮断されるイメージがある。QC Earbudsにはこのようなプレッシャーや閉塞感は全く感じられない。

ノイズキャンセリングの効果を調整すると、トランスペアレンシー機能が働き、周囲の空間感は変わらないままに外音のボリュームがリニアに変化する。ノイズの音量が変わるだけで、とにかくイヤホンの中と外がフラットなのだ。「0」のフルトランスペアレンシー状態では、イヤホンを付けていないのとほぼ同じ感覚で周囲の音が聴き取れる。この効果が実際のシーンでどう使えるか、気になるところだ。

最近はコロナ禍でテレワークが一気に浸透し、自宅作業が増えたと言う人は多いだろう。とはいえ、出社日がないかというと、なかなかゼロにはならない。ここではそんな現状とアフターコロナの生活を想定して、電車移動やカフェでの軽食、ジム、オンライン会議など、幅広いシーンでQC Earbudsの使い勝手を確かめた。


ノイズキャンセリング効果は11段階で調整可能。左イヤホンの2回タップで切り替えられるプリセットは、歯車マークから設定内に入り、「ノイズキャンセリング」の項目で設定可能だ
なお、プリセット設定はデフォルトのまま「10」「5」「0」の3段階としている。検証ではシーンに応じて、ノイズキャンセリング効果をアプリ側で11段階からこまめに切り替えている。



【シーン1】ウォーキング
取り込んだ外音がナチュラルかつ低音量でリスニングを損なわない

1日目は出社日を想定。ちょうど打合せの予定があったため、朝から電車で移動する。筆者宅から駅までは徒歩で約10分程度。お気に入りの女性ボーカルを聴きながら向かうことにした。

いざ装着して、まずは駅まで歩いてみる

家を出てすぐに、QC Earbudsを装着する。充電ケースから取り出した状態のノイズキャンセリング設定は最大の「10」だ。耳にセットすると周囲の騒音がスッと消え、いかに普段、自分がさまざまな音に囲まれていたかを実感する。

背後から来る車の走行音が分かるよう、左イヤホンを2回タップして「5」に切り替える。これでナチュラルに外音が聴き取れる。それでいて、取り込まれる外音は、聴いている音楽よりもボリュームが抑えられた状態のため、リスニングへの影響は極めて少ない。

左イヤホンを2回タップでノイキャン調整。右側では再生/停止などの操作が可能だ

また、カナル型イヤホンのように遮音性が高いと、足音が聞こえて気になることがあるが、本機は装着時の耳への圧力が強すぎないためか、ほとんど気にならなかった。



電車やカフェなどでは、レベル10で驚きの消音性能を発揮

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