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[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域:第227回

最強「100均イヤホン」を探せ! 12機種ガチ検証、勝つのはダイソー? Seria? それとも…

公開日 2019/04/29 07:00 高橋 敦
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●Can★DoとSeriaの同型機にオーディオの真髄を感じる

Can★Do C-2とSeria S-3は、マイクの有無という違いはあるが、共にオープン型…。

Can★Do C-2。The オープン型的なルックス

Seria S-3。こちらは「スマートフォン用イヤホンマイク(イヤホンとしても使えます)」という位置付け


…。

……え?

……ていうかイヤホン本体、どう見ても同じものじゃねーか!

だがしかし!だ。聴き比べると音は違う。悪くない感じのC-2と比べて、S-3はどうも軽めな感じだ。

……なるほど。
「S-3にはマイク信号用の線もあるはずなのに、ケーブル全体の太さはC-2と変わっておらず、音楽信号用の線が細くなっている可能性がある」
「形状や構造等が同じであっても、その音にはメーカーごとのチューニングの技術やセンスによる差が出る」
そのように微細な違いまでもが音に反映される、されてしまうのがオーディオ!

同じ形で違う音なこの二つのイヤホンは、オーディオの真髄を示すものと言えるだろう。

他に気になったイヤホン気になったポイントは写真で紹介。

Can★Do C-3。ケーブルリールを装備!巻き込み機構がスムーズではないのでケーブルの収納に普通のイヤホンよりも手間がかかる

Watts W-3。90年代初頭の高級イヤホンっぽいルックスが懐い&熱い

そして100均イヤホン選びのポイントは?

そんなこんなもありつつ、では「100均イヤホン選びはここがポイント!」というところも解説。まずは再びこちらのまとめ表を見ていただいて……


表にある項目で特に重要なのは、
(1)カタチ
(2)イヤピ
(3)マイク
左右・位相・音質とかは、運次第だったりどれもアレだったりするので、あまり気にしないで良いのではないかという私見。それでは詳しく“重要”項目を見ていこう。

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