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「トラベルケース」など進化点多数

使い勝手バツグンの重低音系・完全ワイヤレスイヤホン!SOL REPUBLIC「AMPS AIR 2.0」レビュー

公開日 2018/10/10 10:20 折原 一也
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iPhone 8と接続し、サウンドの実力を確認していこう。RADWIMPSの『前前前世(movie ver)』を聴くと、実にエネルギッシュでディープな重低音が感じられる。ハイも伸びていて、ライブ感を伴ったダイナミックなサウンドだ。ギターの音場感は広く臨場感に振り切っているし、ドラムの刻みも強めに音圧感を出して気持ち良い。

特に洋楽とのマッチングの相性は良く、ブルーノ・マーズの『24K Magic』を聴くと、ディープな重低音に包み込まれるような体験、そして空間のなかで小気味よく鳴るボーカルを存分に体験させてくれた。

映画『ラ・ラ・ランド』の『アナザー・デイ・オブ・サン』も、ジャズの音源を臨場感たっぷりに音を広げて気持ちよく聴けるが、イヤホンの特性としてウッドベースの低音のアタックが強めに現れる。以前聴いた前機種AMPS AIRからサウンドクオリティの面でもアップデートされたようだ。

映像配信サービスのサウンドも確認。Netflixで『GODZILLA 決戦増殖都市』を鑑賞してみると、Amps Air 2.0の唸るような重低音の再生能力、そして空間を広がるライブ感たっぷりのサウンドは相性抜群。人の声もクリアに感情も伝える。音声の遅延もさほど気になるレベルではないので、映画鑑賞用としても最適だ。



サウンドも機能性もアップデートされ、さらに使い勝手を増した1台2役で活躍する完全ワイヤレスイヤホンだ

旧モデルの時点で完成度の高かった“トラベルケース”のコンセプトと共に、AMPS AIR 2.0ではBluetooth 5.0準拠など内部アーキテクチャの更新、IPX4防水対応、そして低音志向のサウンドクオリティのさらなる向上と完成度を増している。1台2役で使い勝手良く持ち歩ける完全ワイヤレスイヤホンを探している人は、ぜひチェックしてみてほしい。


(折原 一也)

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