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【特別企画】アコースティックラボ主催「Acoustic Audio Forum」に記者が密着

防音と音質向上の一挙両得が実現可能! “音楽家のための防音工事会社”による試聴会を密着レポート!

2017/05/25 編集部:小野佳希
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イベントでは実際の施工例として、木造住宅の2階の部屋を工事した物件を紹介。施工前は壁、床、天井のすべてが共振する状態だったそうで、「こういった部屋は特に低音に影響が大きく、そのせいで音が痩せて聴こえるという状態だった。音痩せをカバーするために音量を上げたくなったとのことで相談が来た」とのだという。

実際に同社の防音工事によって音質も改善したケースを紹介

そこで同社は上記のようなポイントを踏まえて工事を実施。防音性能が上げることに加えて低音域の残響時間が長くした。低音域は響きが長いほうが音楽は豊かに聴こえるため、この特性の変化によってオーナーの不満の解消を図った(なお、防音工事のポイントには他に「部屋の寸法比を整える」という点もある。このあたりは過去のイベントレポート記事も参照してほしい)。

オーナーも工事結果に非常に満足しており、「音が大きく出せるようになったことだけでなく、『音を大きくしなくてもバランスがいい』と言ってもらった」という。

この『音を大きくしなくてもバランスがいい』というのも実は同社による防音工事の効果のひとつ。音響的に配慮した防音工事は大音量で音楽を聴くときだけでなく、小音量時の音楽再生にも好影響なのだ。


■ショールームでは様々な防音レベルを体感可能

今回のイベントでは住宅のなかでも特にマンションのケースを中心に解説。現代の一般的なマンションは防音性能を表す等級D-45〜D-50ほどで作られているのに対し、同社では最低でもD-60〜D-65ほどの性能を出す工事が可能であると説明する。

防音性能等級の解説

これがどれくらいのレベルなのかというと、「D-65であれば壁のすぐ向こう側で人が寝ていても大音量で音楽を再生できる」とのこと。オーディオファンは憧れを抱かずにいられないことだろう。

マンションでの一般的な防音性能およびオーディオ趣味における必要な性能の解説

なお、同社蔵前ショールームでは、上記の一般的マンションでのD-45レベルの遮音性能も体験可能。イベントのメイン会場として使われた防音室の他にもいくつか部屋が用意されており、隣の部屋に移動してD-45レベルではどれくらい音が漏れるのかを確認するといった試みも行われた。

メイン会場となった試聴室の隣から音漏れ具合を確認

また、こうした体験にあわせ同社スタッフへ様々な質問をする参加者の姿も。紹介された点以外でも気をつけるポイントはあるのか、自宅で工事をするとしたら留意点はどこなのかなど、熱心な質問で話し込む参加者の姿も見られた。

他の部屋ではドラム演奏での防音性能体感デモも


本イベントの最新回は明日5月26日(金)・27日(土)に開催。本記事でレポートした「防音工事をすると音がよくなる!?」を発展させ、中空二重構造と防振浮二重構造の違いについてさらにフォーカスする予定だという。

現在、公式サイトおよび下記問い合わせ先から申し込みを受け付けている。直前だがまだ申し込みは間に合うとのことだ。もちろん今は特に防音工事の予定がなくても参加可能なので、少しでも防音に興味があれば参加してみてはいかがだろうか。

【問い合わせ先】
アコースティックラボ
TEL/03-5829-6035
MAIL/kusakai@acoustic-designsys.com
担当:草階(くさかい)氏

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