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【特別企画】BTイヤホン「Creative Outlier Sports」も

“トータルコスパ”を追求。クリエイティブの高音質・多機能・防水 BTスピーカー「iRoar Go」を聴く

公開日 2017/03/10 11:44 折原一也
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本体上の「Roar」ボタンを一度押すと、より強く、迫力のあるパワフルなサウンドを出力できる「Roarモード」が有効になる。『前前前世(movie ver.)』では特にエレキギターのソリッドな刻みと男性ボーカルもセパレーションが強烈に現れ、『アナザー・デ・オブ・サン』ではピアノのメロディと、ボーカルも楽曲の中でより引き立つ効果が得られる。「Creative iRoar Go」は元々、迫力のあるパワフルなサウンドが特徴だが、Roar モードをON にすることによって、さらに重低音やパワーが増し、迫力が上がるため、ライブやエンタテイメント、音楽ジャンルで言えばロックやビート系などで鳴らすなら「Roarモード」を効かせた方がベターだ。

ボタンを押すとさらに迫力のあるパワフルなサウンドを鳴らす 「Roarモード」が有効になる

「Creative iRoar Go 」の新たな売りの一つが、「SuperWideモード」だ。専用スマートフォンアプリ「Sound Blaster Connect」から直接「SuperWide」設定が可能。また、本体上の「Roar」ボタンはトグル式のサウンド切り替えスイッチとなっていて、「イコライザー」にセットすれば、アプリ側で設定した内容を切り替えて呼び出せる仕組みになっており、あらかじめアプリで「SuperWide」を選択しておけば本体側からも呼び出せる。

「SuperWideモード」ではワイドな音の広がりを体験できるだけでなく、前述した設置スタイルから「Creative iRoar Go 」の上向き置き(平置き)と組み合わせることで、より自然な定位感を出しながら音源に包み込む効果を得られるのがユニーク。特に今回聴いた音源では『アナザー・デ・オブ・サン』が相性が良く、平置きの設置でもボーカルも立ち上がりが良く音場感も自然なので広い部屋で音楽を流すなら大活躍するはず。壁を背後にして使えば部屋全体にステレオ空間が広がり、高い位置から天井に向けてサウンドで空間を満たせるという効果は、イコライザーと設置性の合わせ技で遊べるはずだ。

側面のパッシブラジエーターがさらなる重低音サウンドを生む

平置きにすると自然な定位感を得られる。SuperWide モードと組み合わせるとその効果もアップ

専用アプリ「Sound Blaster Connect」で試したいのが、「Creative iRoar Go」の本体のmicroSDカードスロットとUSBフラッシュメモリを利用した音楽プレイヤー機能だ。対応フォーマットはMP3/WMA/WAV/FLAC、最大48kHz/16bitまでとハイレゾには非対応だが、いつも聴く音源を入れたmicroSDカードやUSBフラッシュメモリを本体側にセットしておけば、スマホからの操作で再生できるという訳だ。他にもPCとUSBで直結すればPC再生スピーカーとして認識する仕様などは従来の「Roar」と共通だ。

端子部は本体上部に配置

USB端子やmicroSDカードスロットなどを備える

一見すると普通のBluetoothのワイヤレススピーカーのように見える「Creative iRoar Go」だが、IPX6の防水対応の使い勝手の良さ、設置スタイルの切り替えあり、内蔵ミュージックプレイヤーと、想像以上に多機能。基本の音質も素性の良さを活かした上で、イコライジングの機能を使ってより楽しめるスタイルを確立している。

イコライジング機能で音質調整も楽しめる

「Creative iRoar Go」は現在、直営のクリエイティブストアでセールやキャンペーンなどを考えると実質15,000円前後で販売されており、本機の迫力を感じるサウンドやスペック/機能面からみても予想以上に割安な価格で販売されている。これぞ“トータルのコスパフォーマンス”と納得できるモデルだ。

スポーツ向けBluetoothイヤホン「Creative Outlier Sports」

クリエイティブのもう一つの注目製品が、Bluetoothイヤホンの「Creative Outlier Sports」。iPhone 7のイヤホンジャック廃止でイヤホンのワイヤレス化が加速する中、キャンペーンやセールスを考慮すると実売6,000円程度になる戦略価格の商品だ。

実売6,000円程度のワイヤレスイヤホン

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