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【特別企画】

群を抜くAV性能が光るハイレゾ/4K対応フラグシップPC − 富士通「GRANNOTE」の魅力

公開日 2016/07/21 12:20 折原一也
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富士通「GRANNOTE(グランノート)」はハイレゾ/4K対応を果たした、フラグシップPCとして話題を呼んでいる。オーディオ・ビジュアルアワード「VGP2016 SUMMER」では受賞を獲得し、そのAV性能が高く評価された。今回、受賞理由と共に、GRANNOTEの魅力に迫る!

■オーディオ・ビジュアルに特化させたハイエンドPC

近年、ビジネス向けのPCが主流の中、富士通のハイエンド・ノートPC「GRANNOTE(LIFEBOOK AH90/X)」は、高音質・高画質技術である、“ハイレゾ"と“4K"に対応し、他のPCと比べ異彩を放つモデルとして話題を呼んだ。その試みが高く評価され、オーディオ・ビジュアル機器の総合アワード「VGP2016 SUMMER」での受賞に輝いた。

本モデルは、CPUに「インテル(R) CoreTM i7 6700HQプロセッサー」を採用し、メモリは8GB、HDD容量は約1TB、BDXLTM対応のBDドライブを搭載する。バックライトを装備し、側面にガラス調を施したキーボード「プリズムクリアキー」は、プレミアムなデザインが特長、さらに打鍵感の良さも追求。高度な編集が可能な写真/動画編集ソフトがプリインストールされているなど、クリエイティブな要望にも応えている。

■ハイレゾ/4Kに対応させAVファンの心を掴んだ

ハイレゾ対応を謳う本機は、本体内蔵のスピーカーに、高音質技術「ODMD」を採用したオンキヨー製のスピーカーを搭載。ハイレゾ対応の規定である40kHzの周波数帯域まで再生が可能だ。また内部のDAC部とヘッドホンアンプ部もハイレゾ対応を果たしているため、ヘッドホンでもハイレゾ再生を楽しめる。

そして、15.6型ワイド液晶は、3840×2160の4K解像度を実現。動画配信サービス「YouTube」の4K映像、ユーザーがビデオカメラなどで撮影した4K動画をPC単体で視聴でき、また編集作業も快適に行えるのだ。

オーディオ・ビジュアルのトレンドに対してアプローチを図ったGRANNOTEは、AVファンの心を掴んだノートPCなのだ。

4K動画やHEVCなど最新の高画質な動画を高速で編集/出力できたり、複数のカメラで撮影した動画を同期させるマルチカム動画編集も可能な「PowerDirector 13 Ultra」や複数の写真を合成したり、写真内に入ってしまった不要な対象物を取り除くなどの編集ができる「PhotoDirector 7 Ultra」など、サイバーリンク社製の人気動画/写真編集ソフトが利用可能


ハイレゾ対応スピーカーは、Hi-Fiオーディオのような品格を感じさせる金属製のメッシュ加工を施した。キーボードには指紋が目立ちにくいマットなシルバー塗装、そして側面をガラス調に仕立て、バックライトの光によって透明感を演出した「バックライト対応プリズムクリアキー」を採用。最上位機ならではの洗練されたデザインが所有感を高める


やや深め2.5mmのキーストローク設定や、どの指でも心地よい打鍵感を保てるよう、指とキーの位置に合わせ、キーの重さを三段階に分けて配置など、長時間使用しても疲労感の少ないキーボードを実現した。また、ミスタッチを軽減するために、列ごとに階段形状の段差を持たせた「ステップ型キートップ」やフィット感を高めた「球面シリンドリカルキートップ」など、従来からキーボードの打ちやすさを重視してきた富士通ならではの技術だ


ディスプレイをさらに見やすくするため、画面の色調を調整できる「あわせるビュー」や、高域の音声を調整することで、映画や動画、そしてSkypeなどの人の声を聞きやすくする「あわせるボイス」など、PCを使用するユーザーが快適に操作できる設計が施されている

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