4K/HDRやアニメ、音質まで多角的にチェック

リビングにも置ける“広視野角”4Kテレビ。東芝「レグザZ700X」を5人の評論家がチェック

構成:ファイル・ウェブ編集部

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2016年06月23日
東芝の液晶テレビ“REGZA”(レグザ)4K対応モデルとして初めてIPSパネルを採用し、HDRにも対応する「Z700Xシリーズ」。IPSパネル採用による広視野角化、映像エンジン「4KレグザエンジンHDR PRO」の進化、新機能「まるごとチャンネル」の搭載など様々な面で機能強化が図られている同モデルを、評論家諸氏はどう捉えているのか? 5人の評論家にコメントを聞いた。

レグザZ700Xシリーズ

■IPSパネルでリビングテレビとしての対応力が上がった4Kレグザ

まずは「Z700Xシリーズ」の特徴を振り返っておきたい。本モデルは、同社“Z”型番の4K対応モデルとして初めてIPSパネルを採用しHDR表示にも対応する4K液晶テレビ。先ごろ結果が発表されたオーディオ・ビジュアルのアワード「VGP2016 SUMMER」においては、シリーズとして特別賞を、49型の「49Z700X」が『4Kテレビ(45型以上50型未満)』部門の金賞を受賞するなどしている。

ZX700シリーズとしてVGP2016 SUMMERの特別賞を受賞したほか、49型は部門別金賞を受賞

昨年発売のフラグシップ「Z20X」がVAパネルを採用していたのに対し、本機では視野角の広いIPSパネルを採用した点が大きな違い。多人数で見ることの多いリビングにおける4Kテレビニーズに応える製品だ。

55型/49型/43型の3サイズをラインナップし、いわゆる全録機能の「タイムシフトマシン」も搭載。なお、IPSパネルは拡散層前面に反射防止材を新たに配置。映り込みを低減させ、明るい部屋でもコントラストの高い映像を再現するとしている。映像エンジン「4KレグザエンジンHDR PRO」を本機用に最適化して様々な高画質化機能も盛り込み、「IPSの弱点である黒の締りの悪さを改善している」という。

新開発のIPSパネルによって広視野角と高画質の両立を図った

バックライトは直下型で、エリア駆動に対応。ピーク輝度の復元も可能になり、画面の明るい部分の輝度を強調することにより、コントラストをさらにくっきりと再現するという。そのほか64色軸の高精度色空間処理によって自然な色彩を再現する「4K広色域復元プロ」や、通常のコンテンツもダイナックレンジを拡大し、HDR映像のように立体感や奥行き感を向上させる「アドバンスドHDR復元プロ」技術、「4KマスターリファインPRO」も引き続き搭載している。

直下型LEDバックライトのエリア駆動に対応

画質面以外でも様々なアピールポイントを持っており、前述の「タイムシフトマシン」機能では、放送中の番組を冒頭から見られる「始めにジャンプ」、放送済み番組の番組表から選んですぐに再生できる「過去番組表」、多くの番組の中から見たい番組へすぐにたどりつけるよう配慮した「ざんまいスマートアクセス」などを搭載。インターネット接続を利用した「レグザクラウドサービス TimeOn」での「みるコレ」機能も備えている。

新機能として、現在地デジで何が放送されているのかをリアルタイムでチェックできる「まるごとチャンネル」を搭載。逆L字型に地デジ6ch分がサムネイル表示され、裏番組がどんな内容で放送しているのかを確認できる。

新機能「まるごとチャンネル」など画質面以外でも進化している

インターネット機能では、Netflixなどの動画配信サービスに対応。今回から新たにdTVにも対応した。Netflix、ひかりTV、アクトビラでは4Kコンテンツの配信を視聴できる。

もちろん対応プレーヤーを接続すればUltra HD Blu-rayソフトも視聴可能と、最新の4K/HDR時代にしっかりと対応しているZ700X。また、テレビ番組や従来のBDソフトなどの2Kコンテンツも、独自技術で4K相当へとアップコンバートする。

そのほか、音質面ではラビリンスバスレフ型のボックス構造や独自のイコライザーなどによる「レグザパワーオーディオシステム」を採用。「レグザサウンドイコライザーアドバンス」に加え、「クリア音声」機能も備えることで、音声をさらに聞き取りやすくした。

別売の“レグザサウンドシステム”「RSS-AZ55」との連携にもZ20X同様に対応。“レグザサウンドシステム”と本機の内蔵スピーカーの両方を利用してシンクロ動作させる「シンクロドライブ方式」によって、迫力と繊細感のある音を再現するとしている。

“レグザサウンドシステム”「RSS-AZ55」

■5人の評論家が幅広い角度からZ700Xをチェック

それでは、そんなZ700Xシリーズを評論家たちはどのように見ているのか? 以前に詳細なレビューを行った大橋伸太郎氏を始め、5人の評論家が、様々な角度からZ700Xシリーズにコメントを寄せてくれた。

5人の評論家が幅広い角度からZ700Xをチェック

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