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【特別企画】ノイキャンや装着感などが進化

“全部入りヘッドホン”がさらに強力進化! Parrot「Zik 3」徹底レビュー

公開日 2016/04/07 10:00 山本 敦
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■ハンドリング感も上質そのもの

ヘッドホンは常に体に密着させながら使うオーディオ機器なので、装着感の心地よさは購入前の大事な評価ポイントになる。Zik 3にはシリーズで培ってきた経験値が様々なところに活きている。

イヤーパッドは厚みを最適化しながら、合皮素材の肌触りにも上質さを徹底追求。頭に装着したときのふんわりと包まれるような心地よさがたまらない。エッジのないイヤーカップの緩やかな曲線のデザインと、メタル素材を使ったアームの光沢感があいまって、優しいシルエットを浮かび上がらせる。外出の際は、洋服とのコーディネートも楽しみたい。

クッション性の高いイヤーパッドを採用する

アーム部にはアルミニウムを採用。柔と剛の素材によるコンビネーションもデザインの魅力を高めている

ヘッドバンドは側圧を抑えながら心地よい装着感を実現するため、従来モデルから改良を加えて柔軟性をアップしている。手でひねってみたところかんたんに曲げられるほどで、のしなやかさに驚いてしまった。着脱センサーも内蔵されているので、音楽を聴いている最中にヘッドホンを外すと音楽が一時停止、また装着すると再生がスタートする。

ヘッドバンドが柔らかくしなる。装着感を高めている

本体の電源をオンにしたまましばらく放置すると自動で電源をオフにする省電力機能も搭載されているので、いざ音楽を聴きたい時にはバッテリー残量がゼロということも少なくなりそうだ。ハンズフリー通話は高精度な内蔵マイクでの「ボイスHD」により、とてもクリアな音声通話が体験できた。



Zik 3は使い込むほどに色んな機能の良さが見えてきて、深い愛着が湧いてくる。すべてのユーザーが驚くほど高いコストパフォーマンスに満足感が得られるはずだ。ホンモノの贅沢が味わえる「いいヘッドホン」がまた一つ誕生した。

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