<山本敦のAV進化論 第89回>

新iPad Pro 9.7インチは“ノートPCの代わり”になるか? その“ビジネス力”を見極める【前編】

山本 敦

前のページ 1 2 3 4 5 次のページ

2016年04月06日
■新iPad ProはノートPCの代わりになるか!?

デジタルAVの製品や技術の進化を追いかけながら、見つけた成果を読者の皆様に報告するという本連載の趣旨の枠内にギリギリ踏みとどまりつつ、今回は勝手ながら新しい「iPad Pro 9.7インチ」を購入した報告をさせてもらいたい。

アップルが発売した最新モデル「iPad Pro 9.7インチ」

今回筆者は久しぶりにアップルのiPadを購入した。きっかけはアップルの新製品発表会を動画ストリーミングで視聴して、CEOのティム・クック氏が繰り返し述べていた「新しいiPad ProはノートPCからの乗り換えに最適」という押し文句。これにほだされて、それならとアップルのオンラインサイトの購入ボタンをクリックしてしまったのだ。

今になってあの時の心境を自己分析してみると、きっと齢も四十を過ぎて、連日取材と原稿執筆のためにノートPCをカバンに入れて持ち歩くことに段々と嫌気がさしはじめていたのだろう。長く健やかに働き続けるためには、ここでiPadを買うしか選択肢はなかったのだと、散財してしまった言い訳を並べてみたりもする。

新しいiPadは発売日に無事、我が家に届いた。本当はノートPCからiPadへの乗り換えを完了するためには、専用アクセサリーの「Smart Keyboard」も必携アイテムなのだが、こちらはヨドバシカメラで予約し、本稿執筆の4月3日時点もまだ到着していない。

発売日の3月31日に到着。本体の薄さをアピールするパッケージのイラスト

発売当日にいち早くアップルストアに訪れたら、その日に買うこともできたようなので、無念の判断ミスだ。大変遺憾ではあるが、今回はSmart Keyboardがないまま、iPad Pro 9.7インチがノートPCに取って代わるポテンシャルを秘めたデジタルギアなのか、考察してみたいと思う。なお、Smart Keyboardが届いたら改めて、その使い勝手を含めたレポートをお届けしたい。

■SIMフリーのWi-Fi+セルラーモデルをチョイス

筆者は今回即戦力として採用したiPad Pro 9.7インチに、原稿作成のためのテキストエディターや、アクセサリーの「Apple Pencil」を併用したPDFファイルの校正チェッカーとしての役割を大いに期待している。

フロントカメラの高画素化も注目ポイント

前のページ 1 2 3 4 5 次のページ

関連記事