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モデル選びから耳型採取、完成まで一挙レポート

初めてのカスタムIEM(イヤモニ)製作記。Ultimate Earsの銘機「UE Reference Monitor」を作った

公開日 2015/03/24 11:00 編集部:杉浦 みな子
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■待つこと3週間。遂にできあがった「UE Reference Monitor」

さて、耳型インプレッション&カスタムIEMオーダーから待つこと約3週間。ついに完成品がやってきた(※カスタムIEMの納期は製品や時期によって異なるので注意。一般的には3週間〜1ヶ月程度とされている)

私のUERMがやってきました


連絡を受けてお店に取りに行きました。もうね、背中からウキウキが隠しきれてない

その場で装着して、ちゃんとフィットするかとか、色々確認させてもらえます

序盤でもお伝えしたが、UERMの内部は、低/中/高域に1基ずつのバランスドアーマチュアドライバーを搭載する3ウェイ・3ドライバーのシンプルなユニット構成。ハリウッドの名門スタジオ“キャピタル・スタジオ”のエンジニアが音作りに携わっており、その印として右側のフェイスプレート表面に“Capital Studio”のロゴが入っている。

改めましてUERM。結局フェイスプレートの色は一周まわって黒に落ち着いたという…。右側にはキャピタル・スタジオのロゴ、左にはUEロゴで、わりと左右の判別がつきやすいです

内側。右側が赤、左側が青で文字が刻まれています

シェルの内側には私の名前のイニシャル「MS」とシリアルナンバー「102994」が刻印されていて、透明の筐体内にあるユニットが見えててなんかドキドキする。

内側の表面に刻印されているのは、私の名前のイニシャル「MS」とシリアルナンバー「102994」。スケスケなんで、中身のユニットとか色々見えちゃってて高まる!


横からみたところです

こちらはケーブルのプラグ部分。ちなみにケーブルは黒とクリアの2色から選べたのですが、汚れが目立たなそうという理由で黒に即決しました。フェイスプレートも黒だし

さっそく耳に装着してみると、当たり前だがぴったりフィット。ちょっと感動する。私は耳穴が小さく、ユニバーサルイヤホンに付属する一般的なシリコンチップを装着するときはいつも“耳に圧迫感がない良い感じの絶妙なポジション”を探らなくてはならなかった。これが地味に煩わしい作業で、しかもいまいちフィットしないことも多々ある。そんな私にとっては、イヤホンが耳にサクッとぴったり装着できるというだけでちょっと感動なのだ。女性はこういう人多いんじゃないだろうか。

ちなみに同梱品はこんな感じです。イヤホン本体のほか、専用キャリングケース、クリーニング用クロス、変換プラグ

専用キャリングケースは、表面に自分の名前を刻印してもらえます。ちなみにここに入る文字は注文のときに指示するので、実名じゃなくてイニシャルとかあだ名とかでも可

さて次ページでは、さっそく手持ちの音源をUERMで曲を聴いてみたので、参考までに試聴感をお届けしたい。再生プレーヤーには主にAstell&Kern「AK120II」を使用した。

次ページUERMで好きな音楽を聴いてみた

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