<山本敦のAV進化論 第30回>

「スマホでハイレゾ」の実力とは? ドコモの “ハイレゾ対応” スマホ一斉比較テスト

山本 敦

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2014年11月06日
ドコモは2014年〜15年冬春モデルとしてハイレゾ再生に対応するスマートフォン7機種を発表した(関連ニュース)。今回はその中から先行発売される「Xperia Z3/SO-01G」「GALAXY Note Edge/SC-01G」「GALAXY S5 ACTIVE/SC-02G」「ARROWS NX/F-02G」を集めて、そのハイレゾ再生の実力を徹底調査してみた。

今回試聴したドコモのハイレゾ対応スマホ4機種

そして今回は、いまどきのハイレゾ対応スマホの実力をより正確に把握するためのベンチマークとしてソニーのウォークマン「NW-A16」も用意。本機の詳細については前回のレビューでもご紹介したので今回は割愛するが、注目のハイレゾ入門機が音楽再生専用プレーヤーとしての意地を見せるのか、あるいはそれを超える高音質スマホが現れるのか。結果は乞うご期待!

ハイレゾ対応ウォークマン「Aシリーズ」の音質を基準にハイレゾ対応スマホの実力を探った

■試聴のポイント

試聴については筆者の手元環境であるソニーのヘッドホン「MDR-1R」と、アンプが使えるものはiFI-Audioの「nano iDSD」をつないで聴いてみた。課題曲とリスニングの際、主に気にかけたポイントは下記の通りだ。

・ノラ・ジョーンズ「Come away with me」/「The Nearness of You」(192kHz/24bit・WAV)
自然なボーカルの再現力と臨場感。声のディティールと抑揚表現の豊かさなど。

・TOTO「35周年アニヴァーサリー・ツアー〜ライブ・イン・ポーランド2013〜」/「Stop Loving You」(48kHz/24bit・FLAC)
音の力強さと鮮度。バンドの演奏とライブ会場の臨場感を立体的に再現するSNと解像力、分解能。曲終盤のルカサーとサイモンによるギターVSドラムソロの迫力。

・「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、フランク:交響的変奏曲 アレクシス・ワイセンベルク/ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリンフィル」から、『第1楽章:モデラート』(96kHz/24bit・WAV)
ピアニッシモからフォルテッシモまでのダイナミックレンジ感。微細な音の再現力。楽器の音色の臨場感と音場、音の定位など。

・Daft Punk Random Access Memories/Doin' It Right (feat. Panda Bear) (88.2kHz/24bit FLAC)
低域の透明度、厚みと力強さ、締まり具合。中高域も含めた各帯域をバランスよく描き分けられるかetc。

USB端子からの外部DAC機器へのデジタル出力についても各モデルごとに可・不可をチェック。できるものは音質も確認した。ギャップレス再生への対応についてもテストしている。ちなみにウォークマン「Aシリーズ」はギャップレス再生に対応、WMポートからアンプへのハイレゾデジタル出力も可能だ。


まずは「Xperia Z3」のハイレゾ再生能力チェックから

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