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「GALAXY Note 3」「LG G2」「isai」をテスト

【レビュー】「ハイレゾ対応」謳うAndroidスマホの“対応度”をチェック

2013/11/25 レポート/山本 敦
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ハイレゾ接続時の音質も確認しよう。ラックスマンのD-06に、アキュフェーズのC-2820とE45、エラックのスピーカーシステム「FS 249 Black Edition」をつなぎ、ハイレゾ音源をいくつか試聴した。ビル・エヴァンス「Milestone」(FLAC・192kHz/24bit)、ノラ・ジョーンズ「Don't know why」(AIFF・192kHz/24bit)を「GALAXY Note 3」で試聴してみた。

GALAXY Note 3でハイレゾ再生のサウンドを確認した

Macの「Audirvana」で同じ音源を聴き比べてみたところ、AndroidでUSB Audio Recorder PRO」から再生した音は、ややあっさりとしてクールな印象。中低域はMacで再生したサウンドの方が、より量感やふくよかさに富んでいて、各帯域のまとまり感も高い。一方でAndroidアプリでの再生音は高域がよりクリアで、演奏全体のS/N感がより高く感じられる。ビル・エヴァンスのピアノの高域も粒立が明瞭で鮮度が高い。ベースの低域はMacで聴くサウンドよりも若干線が細く感じられるものの、細部の描き込みやシャープな輪郭が印象的だ。

なお、同じアプリをAndroid 4.3搭載の新型「NEXUS 7」と、Android 4.2.2搭載の「Xperia Z1」にもインストールし、同じケーブルとアプリを使ってUSB端子から出力を試みた。するとどちらのからも同じハイレゾ音源のタイトルが再生できた。

NEXUS 7に「USB Audio Recorder PRO」アプリを入れて192kHz/24bitのハイレゾファイルを再生

まとめ

今回は人気のAndroidスマートフォンでハイレゾ音源ファイルの再生をテストしてみた。ハイレゾ音源は1ファイルあたりのデータ容量が大きく、スマートフォンの本体内蔵ストレージを多く使ってしまう。今回取材した「GALAXY Note 3」「isai」はmicroSDカードによる外部メモリーの追加に対応しており、ハイレゾファイルはmicroSDカードに保存するなどの工夫で効率的な管理ができるだろう。

なお、最新のiOS7を搭載したiPhone/iPad/iPod touchでは、FLAC Playerなどハイレゾ音源の再生に対応するアプリをインストールし、「Apple iPad Camera Connection Kit」か「Lightning - USBカメラアダプタ」を介してUSB-DACにつなぐと、ハイレゾ音源を出力することが可能になった(詳細はこちら)。今のところ、iOS機器と接続できるUSB-DACとそうでないものがあるが、同機能に対応したオーディオ機器が今後増えることだろう。

ハイレゾ再生に対応したスマートフォンは、今後も対応機種がさらに増えるものと思われる。USBオーディオ出力の充実も含め、手軽にハイレゾ再生が楽しめる環境が広がっていくことを期待したい。


NTTドコモ限定モデルの「GALAXY J」もハイレゾ再生に対応

D zero-SEとのデジタル接続もできた

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