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[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第64回】「秋のヘッドフォン祭2013」を高橋敦の“超個人的ベスト5”で振り返る

2013/10/29 高橋敦
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【第4位】Lightningでミニマムなヘッドホンアンプ

iPhoneをポタアンでもっと高音質化したい。ただしお手軽で便利なやつな!…という方におすすめしたい製品を発見した。Deff Soundから登場の「DDA-L10RCBK」だ。実売予想は7,980円程度。

…これ、アンプ?と疑問符が浮かぶであろうスタイルと小ささ。ケーブルは直出し

背面にはもちろんクリップを装備し、ベルトやポケット等への固定を行える

見ての通り、見た目としてはアンプというよりもリモコン。なので邪魔になりにくいし、もちろんリモコンとして使えるので便利だ。このスタイルの製品としては、30ピンDockコネクタからのライン出力を利用するものとして、オーディオテクニカ「AT-PHA31i」やFiiO「E1」がすでに存在する。

しかしこのDDA-L10RCBKは、Lightning対応というのがポイント。iPhone 5以降の現行モデルで利用できるし、さらにiPhone等と本機との接続(伝送)はデジタルだ。音質面での優位も期待できる。実際に音を聴いてみても、全体にはほどよく硬質のクリアさやキレを出しつつ、女性ボーカルのソフトタッチさも再現するなど、なかなかの好感触だ。

予想される弱点としては、Lightning経由でiPhone等からの電源供給で駆動するためiPhone等のバッテリー消費は早まるだろう(十分な低消費電力化は図られているとのことだ)。ただその代わりアンプ側に電源が必要なく、バッテリーを充電したりする手間がない。総合的な使い勝手としてはよいと思う。

Lightningデジタル接続対応ポータブルアンプとしては、96kHz/24bit対応のDAC内蔵小型ポタアン、Astell&Kern「AK10」(関連ニュース)も出展されていた。2万9,980円。

付属のケースを装着した様子。なお本体側の端子は一般的なUSBの形状(miniBやmicroB)ではなく付属の専用ケーブルが必須

iPhoneとまとめて収納できるケースも企画進行中とのこと

大きさの面やLightning電源供給駆動という点では、前述のDDA-L10RCBKの方が使い勝手がよい。ただしこちらはより多機能で高音質、活用の幅が広いモデルとなっている。具体的には、PCと接続して96kHz/24bit対応USB-DACとしても利用可能。別売ケーブルでAndroid機ともデジタル接続可能だ。

音質面でも、高評価のポータブルハイレゾプレーヤー「AK100」「AK120」と共通のDACチップ「WM8740」を搭載し、両機で培ったノウハウを生かしてその性能を発揮させているとのこと。実際に音質は良好で、外出時のiPhoneと自宅でのPCの再生音質を共にこのレベルに引き上げられてこのお値段と小ささというのは嬉しい。

ではベスト3の発表!

…の前にちょっと脱線。

前回(春)のヘッドフォン祭りで僕のベスト1とさせていただいたFitEar「Parterre」は、今回ホワイトモデルの「Parterre Blanc」が発表されていた(春のヘッドフォン祭2013のベスト5はこちら)。…が、しかし! FItEarブースで僕が今回刮目したのはそこではない! ここだ!

FitEarのクライアントリスト(プロユーザー)のごく一部。…おや何か素晴らしいお名前が写っているような。拡大してみましょう

田村ゆかりさんじゅうななさい!クライアントリストには他にも上坂すみれさんやゆいかおりのお二人、LUNA SEAのみなさんのお名前も

FitEarのプロオーディオ部門のクライアントリストはウェブでも公開されている。目を通してみれば、きっと見知ったお名前をいくつも確認できるだろう(確認はこちら→http://fitear.jp/music/client.html)。みかこしさんとか真野恵里菜さんとか。

さて、ランキングに戻ろう。続いてお待ちかねのベスト3だ!

次ページ続いてベスト3! 3位は…ダイナミック型イヤホンの逆襲!

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