HOME > レビュー > テレビ向け映像配信・主要6サービスを徹底比較 ー 料金や対応ハード、ラインナップの違いは?

テレビ向け映像配信・主要6サービスを徹底比較 ー 料金や対応ハード、ラインナップの違いは?

2011/12/28 折原一也
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

Hulu http://www.hulu.jp/
対応ハードウェア
テレビ BDレコーダー/プレーヤー スマートフォン/タブレット PC
パナソニック、ソニー iOS、Android ブラウザ視聴
※ゲーム機はPlayStation3/Xbox 360に対応
主なHDレンタル料金
映画レンタル ドラマレンタル(1話) アニメレンタル(1話) 見放題プラン
月額定額 月額定額 1,480円定額

作品ラインナップ
ハリウッド映画 海外ドラマ 国内ドラマ NHKオンデマンド
邦画 アジアドラマ アニメ 音楽


米国の映像配信サービスHuluが、2011年9月から日本でも映像配信サービスをスタートさせた。特徴は月額1,480円(税込)の固定料金による全コンテンツ見放題のプランを用意していることで、洋画・海外ドラマを中心に1,000本以上を揃えている。また2011年12月20日からは日本映画や韓国ドラマの配信も開始している。サービスの特徴はマルチデバイス対応で、テレビのほか、PC、スマートフォン、ゲーム機でも自動的に画質を切り替え視聴できる。また視聴途中のコンテンツは、デバイスをまたいだレジューム再生にも対応している。iOS/Androidデバイス向けに専用アプリも用意されている。

Video Unlimited http://www.sonyentertainmentnetwork.com/jp/video-unlimited
対応ハードウェア
テレビ BDレコーダー/プレーヤー スマートフォン/タブレット PC
ソニー ソニー(※BDプレーヤー) Xperia、Sony Tablet Windows PC(※Media Go)
※ゲーム機はPlayStation3/PlayStation Vita/PSPに対応
主なHDレンタル料金
映画レンタル ドラマレンタル(1話) アニメレンタル(1話) 見放題プラン
500〜600円 300円 600〜700円

作品ラインナップ
ハリウッド映画 海外ドラマ 国内ドラマ NHKオンデマンド
邦画 アジアドラマ アニメ 音楽


今年「Video On Demand powered by Qriocity」から名称を変更した、ソニーによる映像配信サービス。薄型テレビBRAVIAや同社BDプレーヤーのほか、PlayStation向けサービス「PS Store」のビデオ配信と合わせて「Sony Entertainment Network」として運営されている。配信している作品は洋画、邦画、ドラマ、アニメとメジャーなタイトルを中心に取り揃える。ただし、PS VitaやSony Tabletといったモバイル機器にも対応させるためか、SD画質のみで配信されるタイトルも多いようだ。買い切り型のセル作品も提供している。


T's TV http://t-s.tv/
対応ハードウェア
テレビ BDレコーダー/プレーヤー スマートフォン/タブレット PC
パナソニック、ソニー、東芝、シャープ、日立

主なHDレンタル料金
映画レンタル ドラマレンタル(1話) アニメレンタル(1話) 見放題プラン
315〜420円 210円 210円 4種類

作品ラインナップ
ハリウッド映画 海外ドラマ 国内ドラマ NHKオンデマンド
邦画 アジアドラマ アニメ 音楽


ブロードメディアがテレビ向けに提供するクラウド型映像配信サービス。レンタルビデオ店をイメージしたアニメーションベースのユーザーインターフェースは、配信コンテンツのパッケージを手に取って選ぶような感覚も独特だ。ユーザーが自分のアバターを登録し、着せ替えやマイルーム作成を行うこともできる。配信作品は国内外のメジャー映画、海外ドラマ、特撮を中心とした約2,000タイトルを揃えており、トップページからおすすめのタイトルを100作品程度ピックアップして紹介している。また「ショップ」のページからジャンル別に検索して視聴もできる。配信画質は基本的にはDVDのSD画質だが、HD並みの高画質処理を施した高画質版を用意する作品もある。なお、iOS/Android向けにリモコンアプリの「T's TVリモート」もリリースしている。

折原一也
埼玉県出身。コンピューター系出版社編集職を経た後、フリーライターとして雑誌・ムック等に寄稿し、現在はデジタル家電をはじめとするAVに活動フィールドを移す。PCテクノロジーをベースとしたデジタル機器に精通し、AV/PCを問わず実用性を追求しながら両者を使い分ける実践派。

前へ 1 2

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE