アップル製品との接続性が飛躍的に向上

マランツ「NA7004」の新機能、AirPlayの使い勝手を一足先に検証する

海上 忍

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2010年12月24日
ネットワークオーディオプレーヤーは、その音質性能だけでなく、再生可能なソースの種類も重要。その点からすると、Apple製品との接続性が飛躍的に向上する「AirPlay」のサポートは、注目を集めてしかるべきだ。今回はマランツ「NA7004」が新たにサポートする予定の「AirPlay」に関する機能を紹介しよう。

■NA7004のプロフィール

NA7004は、パソコンやAV機器に保存されたデジタル音源をネットワーク経由で聴くことをメインの機能に据えた、いわゆるネットワークオーディオプレーヤーだ。CDなど固定メディアの再生機能は持たず、EthernetやUSBで接続したデジタル機器から音源を確保する。DLNA 1.5に準拠、再生可能なサウンドフォーマットはMWA/MP3/WAV/AAC/FLACの5種類で、FLACのみ最大96kHz/24bit、他のフォーマットは最大48kHz/16bitまで対応する。

マランツ「NA7004」。本体色はシルバーゴールドとブラックの2色を用意する。価格は97,650円

デジタル入力はUSBもサポート。背面のUSBポート(Type-B)とPCをつなぐことにより、PC上のデジタル音声を入力するUSB-DACとして利用できる。前面のUSBポート(Type-A)には、iPod/iPhoneや、FATフォーマットのUSBメモリを接続できる。そのほか同軸/光デジタル入出力端子も装備、PC以外のオーディオ機器ともデジタル接続可能だ。なお、搭載されているDACチップはCIRRUS LOGIC社の「CS4398」だ。

NA7004の背面端子部

再生支援機能には、音源を圧縮する際に失われた音域成分を補完する「M-DAX 2(Marantz Dynamic Audio eXpander 2)」を搭載。効果のレベルはHigh/Mid/Lowの3段階で調整でき、オフにもできる。アナログ回路にも抜かりはなく、アンプモジュールにはSA-7S1にも採用されている高速電圧増幅モジュールHDAM-SA2を奢る。電源にはシールドケース付きEIコアトランスを搭載している。

iPhoneをデジタル入力(iPod/USB)で接続したところ。写真ではiPhone側で選曲する操作モードを選択している

■iOSアプリ「Wizz App」で快適操作

NA7004の表示部分には、有機ELディスプレイを採用。明るさは4段階に調整でき、オフにすることも可能だ。3桁表示に対応しているので、DLNAサーバ上の曲をブラウジングしたり、インターネットラジオ局を検索したりする目的には十分使える。

操作は標準装備のリモコン(RC001NA)を利用してもいいが、「DMC(Digital Media Controller)」を利用するという手がある。DMCとは、DLNA 1.5で定義されたDLNAサーバの遠隔操作機能で、他の機器をリモートコントロールできる。その役割を担うのがDMCクライアントで、Windows PCでいえば「Windows Media Player 12」がその機能を持つ。

iPod touchやiPhone、iPadなどiOSデバイス向けには、DMCアプリ「Wizz App」が無償提供されている。このWizz App、ユーザーサービスの一言で片付けるには惜しい機能を備えているため、少々紙幅を割いて紹介してみよう。

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