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高橋敦氏がその実力へ徹底的に迫る

3D音響技術を搭載したマクセルのハイCP機 iPod/iPhone対応スピーカー「MXSP-2200」登場

公開日 2010/12/01 14:41 高橋敦
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■機能は必要にして十分 − コストパフォーマンスは相当高い

スピーカーとしての基本的な仕様も確認しておこう。

スピーカーユニットにはアルミ振動板を採用。明るくクリアな音色を得ている。スピーカーキャビネットを兼ねる本体にはバスレフ構造を導入。空気の流れや圧力を巧妙に利用して、低音を増強する仕組みだ。

筐体背面の様子。下部に2つある四角の穴がバスレフポートになっている

側面の様子

低音についてはさらにバスブースト回路も搭載。アンプ回路の最大出力は左右各4.2W。よほど広い部屋でもない限りは、不足は感じないだろう。

ちなみにスピーカーユニットとアンプ回路は前述のMXSP-1100、その後継モデルMXSP-1200と共通。評価を得ている製品のパーツや回路を活用することで、音質を確保しつつコストを下げることに成功している。

言い遅れていたが、そのようにして実現された本機の実売予想価格は1万円前後。機能性や音質からするとコストパフォーマンスは相当に高い。

アラームクロックとしての機能は必要十分、シンプルにまとめられている。

アラームは曜日と時刻を指定でき、例えば「月曜日〜金曜日の朝7時」のような登録が可能。スヌーズ機能も搭載しており、二度寝の悲劇を回避できる。

天面に各種操作ボタンを配置。スヌーズボタンも供えている

アラーム音は用意されておらず、指定時刻にはiPodの再生音か、またはラジオの音声が流れる。眠いときのアラーム音は不愉快なものであるので、音楽などで目を覚ませるならそれにこしたことはない。

スリープタイマーはリモコンのスリープボタンを押すごとに30分/60分/90分と設定可能。本当にさっと設定できて便利だ。

本機のリモコン。スリープタイマーの時間設定や、前述のバスブースト機能のオン/オフなどが行える

なお時計表示自体も、一般的な液晶画面のデジタル表示で実に見やすい。本体の電源を落とすとバックライトは消灯されるが、液晶表示は継続され、少し見づらくなるがこの状態でも時刻を読み取ることができる。

iPodやiPhoneとの相性については、Appleから「Made for iPod」「Made for iPhone」の認証を受けており、万全。付属のリモコンからもiPodの基本的な操作、メニュー選択や曲のスキップなどを行える。

iPodドック部分はカバーの開閉も可能

また背面にはステレオミニプラグ入力も用意されており、必要とあればiPod/iPhone以外の機器も接続できる。

カラーはブラックとホワイトで共に艶消し仕上げ。オーディオの雰囲気を強めるブラック。生活家電の雰囲気で部屋に溶け込みそうなホワイト。お好みで選んでいただければよい。

まとめると、本体の小ささ=設置性の高さとマジックスピーカーによる不思議なまでのステレオ感、実用的なアラームクロック機能というのが、MXSP-2200の特筆すべきポイントだ。

膨大な製品数が存在するiPod対応スピーカー市場を見回しても埋没しない強みを持った製品だ。個人的にはマクセルのiPod対応スピーカーの最高傑作と言いたい。

次ページ試聴レポート Part 1:「マジックスピーカー」の効果は?

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