iPhoneから動画や音楽、写真を無線配信

「AirPlay」で快適連携! − iOS 4.2 + Apple TVの使い勝手を試す

編集部:風間雄介

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2010年11月23日
アップルは22日、iPhone/iPod touch/iPad向けのiOS 4.2をリリースした(関連ニュース)。

今回の新バージョンで追加された機能は多岐にわたるが、オーディオビジュアル関連でもっとも注目を集めているのは、「AirPlay」機能が実装されたことだ。

■iPhone内の動画・音声などをAirPlayでワイヤレス配信

これまでもPC/MacのiTunesから、動画や音楽をネットワーク内のAirPlay対応機器にワイヤレスで配信し、再生させることが可能だった。今回のiOS 4.2では、このデジタルコンテンツ配信を、iPhoneやiPad、iPod touchなどiOS端末単体で行えるようにしたのがポイントだ。

記事執筆時点でAirPlay対応が明らかになっている機器としては、第2世代の「Apple TV」が動画・音楽・静止画にフル対応。また小型ルーター「AirMac Express」はAirPlayによる音声配信を受け、光デジタル/アナログ音声を出力することが可能だ。

サードパーティーを見渡すと、デノンとマランツが、一部機器を、それぞれ5,250円の有償ファームウェアアップデートでAirPlayに対応させることをすでに発表している(デノンの関連記事 / マランツの関連記事)。

デノンの対応機器はAVアンプ「AVR-A100」「AVR-4311」「AVR-3311」、同ネットワークオーディオシステム“N7シリーズ”。マランツはAVアンプ「SR7005」、AVプリアンプ「AV7005」、ネットワーク対応CDレシーバー「M-CR603」、ネットワークオーディオプレーヤー「NA7004」が11月下旬からアップデートに対応する。

デノンとマランツの対応機器には、音声出力端子しかないものと、AVアンプのように映像出力端子も備えるものが混在しているが、AVアンプなどがAirPlayでの動画配信を受けられるか、記事執筆時点では明らかにされていない。

■動画対応にはApple TVもソフトウェアアップデートが必要

今回はiOS 4.2をインストールしたiPhone 4と第2世代Apple TVを使って、このAirPlayを試してみた。なお、第2世代Apple TVの発売直後のレビュー記事はこちらで紹介している。

第2世代Apple TV

まず、AirPlayでiOS 4.2端末から動画配信を受けるには、Apple TV側のソフトウェアアップデートが必要になるので、注意が必要だ。

Apple TVの新バージョンは4.1。旧バージョンの4.0でも音声のストリーミングは受け付けるが、動画をAirPlayで配信しても、Apple TVからは音声しか再生されない。なお4.1にアップデートすると、Apple TVのAirPlay設定画面の表記が、「AirPlayスピーカー」から「AirPlay」に変更される。

Apple TV側もソフトウェアアップデートが必要

これまでのバージョン4.0では「AirPlayスピーカー」と表記され、音声のストリーミング配信しか受けられない

iOS 4.2端末と、バージョン4.1のApple TVを用意し、適切にネットワークの設定を行ったら準備は完了だ。記者の場合、iPhoneをモバイルWi-Fiルーターに接続しているのを忘れ、一向にApple TVが認識されずに焦るというミスをよく犯すが、同じネットワーク内に両機が存在しないと認識や接続ができないことは言うまでもない。

閑話休題。いよいよ次ページからAirPlayを使った動画・音楽配信の実力に迫ってみよう。

iPhone内の動画をAirPlayで大画面視聴

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