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パナ/ソニー/シャープ/東芝の最新機器を一斉テスト

BDレコーダー4メーカー新モデル比較(3)− 録画ファンなら見逃せない! 編集・ダビングの完成度を比べる

2010/11/17 折原一也
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■ソニー
 CMカットにプレイリストと高い編集機能の完成度


ソニーの編集機能は見所が多い。録画した番組は「Wおまかせチャプター」によって、2番組同時録画の両方で、CM前後に自動でチャプターを打つ。実際に「チャプター編集」設定で自動検出にしてCMをカットしてみたが、一部、番組の最後などのCMを除いてはゴミを残さずカットできることを確認できた。

プレイリスト編集に対応していることも特徴で、これはBDレコーダーでは貴重。たとえばサッカーのゴールシーンを集めるとして、自分で複数タイトルから一部分を選択していき、最終的にはプレイリストごとBDにアーカイブすることができる。ソニーのレコーダーは、編集重視のファンにとって数少ない選択肢の一つだ。

ダビングはAVCのW録中にも実行できるマルチタスク対応。XMBの録画一覧画面からオプションのダビング設定に行き、フォルダ内の番組を一気に移行できるので活用しよう。

編集画面の「チャプター編集」はチャプター設定、チャプターを選択して消去をすべて一画面で行え、操作性は抜群。CMカット後もゴミは残らなかった

タイトル単位の編集は、分割・結合といった基本機能も一通り網羅している。自分でタイトル単位で編集したいこだわり派にも扱いやすい


シンプルな編集機能も用意されているが、やはりソニーの自慢はプレイリスト編集。チャプタースキップなどを駆使して色々なシーンをかんたんに集められる。プレイリストのままダビングまで実行できるのは強力だ

ダビングはプレイリスト指定のほか、個別にモード変換の指定も可能と汎用性が高い。W録中でも高速ダビングを実行できるので、レコーダーをフル稼働している人も安心だ

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