パナ/ソニー/シャープ/東芝の最新機器を一斉テスト

BDレコーダー4メーカー新モデル比較(3)− 録画ファンなら見逃せない! 編集・ダビングの完成度を比べる

折原一也

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2010年11月17日
2010年のBDレコーダー対決。パナソニック「DMR-BWT1100」、ソニー「BDZ-AX2000」、シャープ「BD-HDW700」、東芝「RD-BZ800」4モデルを対象に、第1回では録画・検索機能、第2回では再生機能を比較してきた。

最終回となる今回は、編集・アーカイブ(ダビング)の機能と操作性をチェックしていく。

■パナソニック
 一通り揃った編集機能。業界初のBDメディア書き戻しにも注目


パナソニックの編集は、ダブル録画の両方で有効な「Wオートチャプター」を元にして、「チャプター一覧」画面からカットする方法が最も簡単だ。

ただし、チャプターに任せてCMカットをしていると、再生時に若干の不要部分が残ってしまうことがあるので、BDに不要部分を残さない、完璧なカットをしたいというなら手動で修正した方がいい。

ダビング機能では、業界初の試みとなる録画済み番組のBD→HDD書き戻しに初対応。古いBDメディア内の番組をHDDに集め、本機で編集して再アーカイブすることが可能となった。

この書き戻し機能を使うとBD-Rは再生不能になるが、BD-REで録りためてきたユーザーにとっては、BD-Rへのディスク移し替えでメディアを有効利用できるメリットがある。さらに100GBのBDXLや、この数年で格段に進化したAVC圧縮技術を使って、より多くの番組を1枚のディスクに収め直すこともできる。活用範囲は非常に広い。

また、録画実行中にダビングが実行できるなど、マルチタスク性能も優秀。ちなみに、本機は同社製の録画対応“VIERA”だけでなく、非公式ながら日立“Wooo”シリーズなどからの、ネットワークダビングの「受け」に対応している。これも隠れた便利機能として注目したい。

「チャプター一覧」からはチャプター単カット指示に対応。ただし、カット後に再生番組をチェックするとカット箇所に一瞬ゴミが入ってしまうようだ

番組タイトルを対象にした編集の選択肢は豊富。番組分割、シンプルな部分消去も利用可能。HDD上で録画モードを変換できるのも同社のオリジナル機能だ


「かんたんダビング」は「録画一覧」に似たタブデザイン。繰り返し録画も一気に選択可能だ。AVCのW録中のダビングも可能だが、ダビング実行時には録画を一時的にDRモードに変更し、電源オフ中に後で自動変換する方法を採っている

BDメディアからの書き戻し対応は業界初。操作は「詳細ダビング」の画面から選ぶだけと簡単。ただし、書き戻すと元のディスクは再生できなくなるので、あくまでも番組まとめ用の機能と考えたい

ソニーの編集機能の完成度は非常に高い

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