エッジライトLED搭載機の画質は?

最薄部9.9mmの超薄型液晶テレビ − “BRAVIA”ZX1の実力を折原一也がチェック

折原一也

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2008年12月02日
2008年を振り返ってみると、薄型テレビにもいくつもの新しいトレンドが誕生した。一つはLEDバックライトのエリア駆動をはじめとした高画質のさらなる探求。もう一つは、昨年から登場し始めた超薄型液晶モデルのラインナップ拡充だ。なかでもソニーから11月10日より発売された“BRAVIA”ZX1は、超薄型テレビの、2008年冬時点での集大成となるモデルだ。

●薄さ9.9mmのディスプレイ+ワイヤレス伝送という斬新な構成

“BRAVIA”ZX1は、40V型で1920×1080ドットのフルHD液晶パネルを搭載していながら、本体は薄さ9.9mm(最薄部)と圧倒的な薄さを達成した。店頭などで実物を確認してもらえると分かるが、本当に指でつまめる程度の厚みしかない。2008年に各社から発表が相次いだ超薄型モデルのなかでも、特に大きなインパクトを持っている。

KDL-40ZX1(ブラック)

今回のテストではブラビア プレミアム オーダーで購入できるシルバーモデルを使用した

これほどまでの薄型化を実現した背景には、本体に採用した”エッジライト方式”のバックライトがあり、画面周辺部からLED光を当て、液晶背後にある光導板・反射板を使って光をパネル方向に拡散させる。通常はノートPCなどで用いられる手法を薄型テレビに持ち込み、なおかつテレビとしての使用に耐えうる画質を実現した点は画期的だ。

エッジライトLEDを採用しながら輝度ムラを抑えた

本体の薄さを確かめる折原氏

店頭販売モデルでは、スピーカーを専用スタンド部と一体化させたことも本体のスリム化に一役買っている。さらに本体とチューナー部を分けたセパレート型とし、映像や音声はワイヤレスで伝送。約20mの通信が可能だ。これらの設計により、本体は12.2kgという超軽量を実現。壁掛けの際、多くの環境で補強無しでの設置が視野に入る。薄型化・軽量化をここまで高い次元で実現したモデルはほかにない。

●<ブラビア>プレミアムオーダーを用いればカスタマイズも可能

“BRAVIA”ZX1の購入を考えている人には、同社の直販サイト「ソニースタイル」による「<ブラビア>プレミアムオーダー」によるカスタマイズも推奨したい。

ブラビアプレミアムオーダーのトップページ

<ブラビア>プレミアムオーダーで選択できるオプションを簡単に紹介すると、店頭モデルと同じワイヤレス仕様(KDL-40ZX1、458,000円)以外に、チューナーレスで超薄型モニタのみの購入(KLV-40ZX1M、338,000円)も可能。モニター部のフレームも、ブラック・シルバー・ボルドーレッド・ネイビーブルーの4色から選択できる。

スタンドも店頭モデルのテーブルトップスタンド(スピーカー内蔵)のほか、専用壁掛けユニットや壁寄せスタンドも用意。スピーカーでも、本体下部に取り付ける専用スピーカー(ブラック・シルバー)をラインナップし、自分好みのデザインだけでなく、機能も必要なものだけを選択できるのが<ブラビア>プレミアムオーダーの魅力だ。本体の設置場所は大半がリビングになるだろうが、カラーリングも含めてトータルでオーダーが可能な<ブラビア>プレミアムオーダーは家族にも喜ばれるだろう。

“BRAVIA"ZX1の画質は?

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