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「LCD-GCU321HXAB」

アイ・オー、最大144Hz/1ms対応の31.5型4Kゲーミングモニター

2022/06/01 編集部:松永達矢
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アイ・オー・データ機器は、最大144Hz/1ms対応の31.5型4Kゲーミングモニター “GigaCrysta” 「LCD-GCU321HXAB」を6月中旬に発売する。価格はオープンだが、直販ストアでは税込131,780円にて販売される。

「LCD-GCU321HXAB」

ディスプレイ部には4K(3,840×2,160)解像度の非光沢AACパネルを採用。上下左右ともに178度の広視野角で、表示色数は10bitカラー(10億7,374万色)に対応する。最大輝度は350cd/m2、HDRはVESA規格のDisplayHDR 400に対応する。

リフレッシュレートは最大144Hzまで対応する。応答速度は通常時で7ms(GTG)だが、画面の応答速度を向上させるオーバードライブ機能を搭載しており、レベル3に設定(144Hz時)することで1ms(GTG)まで向上させられるとする。加えて、グラフィックの再現性とのトレードオフで、限界まで応答速度を追求する「バーストモード」や、内部フレーム遅延を抑制する「スルーモード」も備える。

HDMIポートは3系統装備し、すべてHDMI2.1規格の4K/120Hz表示に対応する。PlayStation 5のアップデートにて新たに対応したVRR機能もサポートしており、ゲームプレイ中のフレームレートの変化に合わせてモニターのリフレッシュレートを同期して、ずれのない映像表示が可能で、同社は「PS5のスペックを余すことなくお楽しみいただける」として本製品をアピールしている。

背面部

その他、バックライトの明るさを局所的に調整する「ローカルディミング」、暗いシーンの視認性を高める「Night Clear Vision」、映像にメリハリをつけ鮮やかに表現する「エンハンストカラー」、低解像度の映像を向上させる「超解像技術」、表示映像に応じてバックライトの輝度を自動的に最適化する「CREX」、Game/FPS/RPGなどコンテンツに応じた画面表示を行うプリセット設定など多数の機能を搭載する。

2画面をディスプレイの左右半分ずつに表示するPbP(Picture by Picture)機能にも対応。また、バックライトのちらつきをなくして目の負担を抑制するフリッカーレス設計を採用し、黄色味を抑えながらブルーライトを低減させる「ブルーリダクション2」といったアイケア機能も充実している。


背面部接続系
入力出力端子はHDMI×3、DisplayPort×1、ヘッドホン出力×1、ライン出力×1、USBポート×2を搭載。また、3.5W+3.5W出力のステレオスピーカーを内蔵し、再生コンテンツに応じた5つのサウンドモード(フラット/ポップ/ロック/シアター/ゲーム)も用意する。

外形寸法は約715W×453 - 563H×231Dmm、質量は約10.1kg(スタンド有り/突起部を除く)。本体背面には「GigaCrysta」のロゴを備え、イルミネーション機能も搭載。色や明るさ、変化パターン、スピードをカスタマイズすることもできる。

ディスプレイ部にはフレームレスパネルを採用し、約3mmの極細フレームによりスタイリッシュなデザインに仕上げたとする。また目盛り付きの高さ調整や、上下左右の角度調整が可能なゲーミングスタンドを採用する。

付属品として、接続機器の入力切換や音量の調節、画面モード・各種機能のON/OFFなどを設定できるリモコンを同梱する。

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