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広視野角ADSパネル搭載

アイ・オー、全ポート最大240Hz対応の23.8型フルHDゲーミングモニター「LCD-GC241UXDB」

2022/04/20 編集部:伴 修二郎
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アイ・オー・データ機器は、全ポートでリフレッシュレート最大240Hz対応の23.8型ゲーミングモニター“GigaCrysta”「LCD-GC241UXDB」を5月上旬に発売する。価格はオープンだが、直販ストアでは税込54,780円にて取り扱う。

「LCD-GC241UXDB」

HDMI×2、およびDisplayPort×1のいずれの入力端子においても最大240Hzのリフレッシュレートに対応する23.8型ゲーミングモニター。一般的な60Hzモニターの4倍、144Hz対応のモニターの約1.6倍となる高速映像表示により、特にFPSなどのスピード感あふれるゲームなどに最適とアピールする。

フルHD(1,920×1,080)解像度の広視野角ADSパネルを搭載。見る角度による色やコントラストの変化が少なく、ゲームにおける視認性も高いと説明している。コントラスト比は1000:1で、視野角は上下左右178度、最大輝度は350cm/m2

応答速度は5ms(GTG)で、オーバードライブ機能をONにすると0.9ms(GTG)まで向上。加えて、グラフィックの再現性と引き換えに、通常のオーバードライブ機能よりもさらに高速応答を追求できる「バーストモード」や、内部フレーム遅延を約0.05フレーム(約0.17ミリ秒)まで抑制する「スルーモード」も搭載。遅延時間を画面上に表示して確認する機能も備えている。

HDR 10入力をサポートするほか、NVIDIA社の「G-SYNC Compatible」認定を取得。画像のカクつき/チラつきを抑えるAdaptive-Sync機能に対応する。またゲーム用機能として、暗いシーンの視認性を高める「Night Clear Vision」を搭載。暗いシーンを判別して自動的に効果を調節する自動調整機能にも対応する。

機能面では、映像にメリハリをつけ鮮やかに表現する「エンハンストカラー」、低解像度の映像を向上させる「超解像技術」、表示映像に応じてバックライトの輝度を自動的に最適化する「CREX」、Game/FPS/RPGなどコンテンツに応じたプリセット設定なども備える。

画面表示では、2画面を同時表示するPiP(Picture in Picture)機能、画面をディスプレイの左右半分ずつに表示するPbP(Picture by Picture)機能にも対応。バックライトのちらつきをなくして目の負担をやわらげるフリッカーレス設計、黄色味を抑えながらブルーライトを低減させる「ブルーリダクション2」機能など、目の負担を軽減する設計も取り入れる。

エコ機能として、削減したいワット数を確認できる輝度設定や、PCの電源と連動する省電力機能も搭載。オーディオは2W+2Wのステレオスピーカーや、4極プラグによるマイク入力に対応したヘッドホン出力を内蔵する。

なお同社によれば、PS5/PS4 Pro/PS4/Nintend Switchなど各ゲームコンソール機と接続しての動作を確認済。スクウェア・エニックスのMMORPG『ファイナルファンタジーXIV』Windows版のプレイにおいての検証基準を満たし動作確認を受けた、同ゲームの推奨ディスプレイとしても展開する。

本体は、パネルとフレームによる段差がないフレームレスパネルを採用し、ベゼル幅は約2.5mm。本体の背面に「GigaCrysta」のロゴが光るイルミネーション機能を搭載し、ロゴが常時点灯の「常時点灯」、全体の明るさが徐々に変化する「ブレス」など全5パターンを備える。

本体の背面の「GigaCrysta」のロゴが光るイルミネーション機能を搭載

独自の「ゲーミングスタンド」を採用し、最大110mmの高さ調整、右90度のピボット調整、下3度/上20度のチルト調整、左右130度のスイベル調整対応。側面には目盛りが記載され、場所を移動させたり他の人が使用した後でも、すぐに好みの高さに調整し直すことが可能だ。

入力端子は、HDMI×2、DisplayPort×1、ヘッドホン出力、ライン出力、USBポートを搭載。外形寸法は約540W×396〜492H×231Dmm、質量は約6.6kg(スタンド有り/突起部を除く)。

端子部イメージ

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