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「360 RA」にも対応

ソニー「Xperia 1 III」発表。可変式望遠レンズ/4K 120Hz有機ELディスプレイ世界初採用、初夏以降発売

公開日 2021/04/14 16:39 編集部:平山洸太
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ソニーモバイルは、スマートフォン「Xperia 1 III」を発表。日本を含む国・地域において、初夏以降の発売を予定する。

「Xperia 1 III」

世界初の可変式望遠レンズと4K 120Hz HDR対応有機ELディスプレイ、一眼カメラ「α」搭載のリアルタイムトラッキングを備えるスマートフォン。フロストブラック、フロストグレー、フロストパープルの3色をラインナップする。

3色をラインナップ

背面カメラは超広角レンズ(16mm・F2.2/12MP)、広角レンズ(24mm・F1.7/12MP)、可変式望遠レンズ(70mm・F2.3/105mm・F2.8/12MP)を搭載。3D iToFセンサーを備える。これら全てのレンズにZeissレンズを採用し、T*コーティングを施した。背面カメラは8MP。

4つの焦点距離をサポート

また、いずれのセンサーにも読み込み速度に優れた「Exmor RS」を搭載する。デュアルフォトダイオードセンサー(Dual PD)を備えることで、AF性能も追求。

超広角レンズ/広角レンズは前モデル「Xperia 1 II」から引き続きの採用となる。新搭載の可変式望遠レンズは、ペリスコープを採用し、70mmと105mmの切り替えが可能。超望遠ではなく、日常のシーンに強い焦点距離を選んだという。また、Dual PD搭載の可変式望遠レンズは世界初となる。

可変式望遠レンズ採用

全てのレンズでαの技術を活用したリアルタイムトラッキングに対応。被写体を画面上でタッチするだけで、AIを用いて色や模様、距離情報などから物体認識。物陰に隠れたり、人や動物だけでなくバイクや自動車も追従するという。

αの技術を活用

従来に引き続き、最大60回/秒のAF/AE演算、最高20コマ/秒の連写に対応。画像処理エンジン「BIONZ for mobile」搭載とアルゴリズムの進化により、連写時のノイズリダクション機能を新搭載。少し暗いシーンであっても、「決定的な瞬間をより明るく鮮明に切り取る」という。

写真撮影アプリ「Photography Pro」にBASICモードを新たに搭載。AF性能や高機能を生かしつつも、一般的なスマートフォンの使い勝手に近い操作感を追求した。従来のP/S/Mモード、AUTOモードも引き続き備える。なお、標準のカメラアプリはプリインストールされず、Photography Proに置き換わる格好だ。

「Photography Pro」を強化

デジタルズーム時の画質劣化を補正するAI超解像ズームに対応。被写体をさらに際立たせるボケ機能では、瞳AFを発動しつつ被写体を認識する。FlawlessEye対応のハイブリッド手ブレ補正を搭載。より高速な読み出しができるイメージセンサーとソニー独自のアルゴリズムにより動画の手ブレ補正をさらに強化。暗所での歩きながらの動画撮影時も、より手ブレを抑えた撮影が可能。

「AI超解像ズーム」

動画はシネマカメラ「CineAlta」で同社が培ったノウハウを色相・画作りとして反映。8つのLookを備えるほか、独自開発の音声分離技術で風雑音を除去する「インテリジェントウインドフィルター」、4K HDR 120fpsのスローモーション撮影に引き続き対応する。

世界初の4K 120Hz HDR対応有機ELディスプレイを搭載。X1 for mobile/BT2020を生かしたクリエイターモードを従来から継承する。出荷時にはディスプレイの色ズレを1台ずつ補正し、白の均一性や安定性を高めた。

オーディオ面では、スピーカーをフロント側に左右均等配置する「フルステージステレオスピーカー」を採用。音圧はXperia 1 IIから約40%向上している。また、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと協業した独自のチューニングをDolby Atmosに実装し、音の定位感や立体感の忠実再現を目指した。

「フルステージステレオスピーカー」

3.5mmのステレオミニジャックを搭載。音楽ストリーミングサービスなどの様々な音源をハイレゾ相当に変換する「DSEE Ultimate」を採用する。有線ヘッドホン時の最大音圧は約40%向上させ、大音量時の歪み低減も行った。

有線ヘッドホン使用時の最大音圧を40%向上

さらに、「360 Reality Audio」をスマホ本体のスピーカーで再生可能。これも世界初対応となる。独自のハードウェア処理とスピーカーのバーチャライザーを新規開発。なお、対応サービスはTIDAL(日本を除く一部地域で展開)のみとなる。

「360 Reality Audio」に対応

通常のステレオ音源を立体化させる「360 Spatial Sound」に対応。サービス側での対応が必要な360 Reality Audioとは違い、同機能はどの音楽ストリーミングサービスでも利用できる。

同社は120Hz駆動のディスプレイをゲームにも活用できるとアピール。240Hzの残像低減技術や240Hzの高速タッチ検出にも対応し、「FPSのようなゲームでも意図した操作ができる」とする。「Qualcomm Snapdragon Elite Gaming」にも対応する。

ゲーム性能も追求

暗いシーンを明るく表示させて視認性を高めるL-γ レイザー(Low gamma raiser)、帯域ごとに音量調整するオーディオイコライザー、雑音を除去してボイスチャットの音声をクリアにする最適化機能を搭載。120Hzのハイフレームレート録画、ボタンを押した約30秒前から録画できるRTレコード機能にも対応する。

SoCには「Snapdragon 888」を搭載。Xperia 1 IIからCPUを25%、GPUを35%高速化した。メモリは12GB、ストレージは国・地域で異なるが、256GBと512GBを用意。5GはSub6に加えて、国・地域によってミリ波に対応する。

「Snapdragon 888」採用

バッテリーは4,500mAh。いたわり充電などを活用することで、3年使っても約80%の劣化に抑えるとのこと。30WのUSB PDに対応し、最短30分で約50%の急速充電が可能。ワイヤレス充電とおすそ分け充電に対応する。

デザインでは上下左右のベゼル幅を統一してシンメトリーを追求。シャッターボタンにはエンボス加工を施し、押しやすさを向上させるなどこだわった。

シャッターボタンにエンボス加工

側面にメタルフレーム、背面は指紋が目立ちにくいことを考慮し、フロストガラスを採用する。カバーガラスには高強度で対スクラッチ性を向上した「Corning Gorilla Glass Victus」を採用。IPX5/8の防水、IP6Xの防塵に対応する。外形寸法は165×71×8.2mm。質量はSub6で186g、ミリ波で188g。

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