FaceIDも搭載

6.1型液晶でフル画面、6色展開の「iPhone XR」。最新プロセッサー搭載、8.5万円から

編集部:風間雄介
2018年09月13日
アップルは、液晶ディスプレイを搭載しながら、iPhone Xのようなノッチを備えた画面占有率の高いスマートフォン「iPhone XR」を発表した。10月19日に予約を開始し、10月26日に発売する。

本体色はホワイト、ブラック、ブルー、イエロー、コーラル、プロダクト(レッド)の6色を用意する。背面はガラス仕上げとなっており、ワイヤレス充電にも対応する。外形寸法は75.7W×150.9H×8.3Dmm、質量は194g。

iPhone XR(前面)


iPhone XR(背面)

本体フラッシュメモリーは64GB、128GB、256GBの3種類があり、価格は64GBで84,800円、128GBで90,800円、256GBが101,800円(すべて税抜)。

画面には液晶ディスプレイ「Liquid Retina」を搭載。同社では「これまでで最も先進的な液晶技術を搭載」したと説明している。P3に対応した広色域ディスプレイで、高度なカラーマネージメントにより美しい色を表現するという。さらに、画面をタップしてスリープを解除することもできる。

画面サイズは6.1インチで、これはiPhone 8 Plusより大きい。画面解像度は1,792×828ピクセルで、画素密度は326ppi。コントラスト比は1,400対1となる。ドルビービジョンとHDR10のHDR映像表示も行える。

「iPhone XR」(左)と「iPhone 8 Plus」(右)の画面サイズ比較

環境光に応じて画面のホワイトバランスを調整する「True Tone」も備え、6チャンネルの光センサーでディスプレイの色合いを最適に保つという。

また認証にはFaceID技術を搭載し、顔認証でロックを外したりなどの各種認証が行える。さらに、「先進的なSecure Enclaveと新しいアルゴリズム」によって、顔認証のスピードも速くなっているという。

プロセッサーには最新の「A12 Bionic」を搭載し、前世代のA11 Bionicと比べ、CPUの2つの性能コアは最大15%高速、4つの効率コアは最大50%の省電力化を実現。またGPUは最大50高速化質得る。Neural Engineによる、リアルタイムの機械学習機能も備える。

カメラはシングルレンズで、画素数は12メガピクセル。レンズはF1.8。センサーも一新し、光学手ぶれ補正も搭載した。美しいボケを表現する深度認識機能も備えており、ポートレードモードも使用できる。シャッターラグをゼロにしたことも特徴だ。

シングルレンズながら様々な最新機能を備えたカメラシステム

さらにiPhone XsやXs Maxと同様に「スマートHDR」機能も備え、強化したISPがこれまでより多くの画像を処理し、さらに鮮明なHDR画像を撮影可能にする。

動画撮影では、最高で4K/60fps動画の撮影が可能(SDRの場合)。また最大30fpsのHDR動画を撮影することも可能だ。さらに動画撮影時にも光学式手ぶれ補正が活用できるほか、1080p(120fpsまたは240fps)スローモーションビデオやタイムラプスビデオの撮影も行える。また音声ではステレオマイクを備え、録音もステレオで行える。

フロントカメラは「TrueDepthカメラ」という名称で、画素数は7メガピクセル。F2.2となる。フロントカメラでも進化したボケ効果や深度コントロールが使えるポートレートモードが利用できる。

防水・防塵等級はIP67で、同社によると「スマートフォン史上最も頑丈なフロントガラスと、航空宇宙産業で使われているものと同じグレードのアルミニウム製フレーム」を採用しているという。

Bluetoothのバージョンは5.0。4G LTE-Advancedに対応する。Wi-Fiはx2 MIMO対応で、IEEE802.11acにも対応する。

バッテリー持続時間はインターネット利用時で最大15時間、ワイヤレスでのビデオ再生で最大16時間で、iPhone 8 Plus比で1時間30分長くなっている。

イヤホンジャックは非搭載で、付属品としてライトニング接続の「EarPods」を同梱。なお、ライトニング to 3.5mmのイヤホンジャック変換アダプタは付属しない。

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