採用製品の開発も開始

クアルコム、世界初のVR/AR機器向けプラットフォーム「Snapdragon XR1」

編集部:成藤正宣
2018年05月30日
クアルコムは、世界初のXR(Extended Reality、AR/VRなどの総称)向けプラットフォーム「Snapdragon XR1」を発表した。既にMeta、VIVE、Vuzix、Picoareなどメーカー各社がXR1搭載製品を開発中という。

「Snapdragon XR1」

ARMプロセッサをベースにしたマルチコアCPU、大量の計算の処理に向くベクトルプロセッサ、GPU、デバイス上で動作するAIエンジンなどを統合。同社では「主流のユーザーに高品質なXR体験を提供する」としている。

映像面では4K/60p映像をサポートし、ノイズを大幅に削減する「Spectraイメージシグナルプロセッサ」を搭載。ディスプレイプロセッサはハードウェアアクセラレーション、デュアルディスプレイ、3Dオーバーレイなど幅広い表示オプションを提供するとする。またOpenGL、OpenCL、Vulkanといった現在主流のAPIにも対応する。

音声面では同社技術の3D Audio Suite、Aqustic、aptXを搭載。高品質なオーディオ体験の他、常時起動/再生を行うような音声アシスタントあるいはBluetoothでの使用も視野に入れている。頭部伝達関数を用い、特定の地点から鳴るように感じられるバイノーラルサウンドも実現するという。

また、3軸および6軸のヘッドトラッキング/コントロール機能も搭載。センサーハブ/センサー統合機能により、ユーザーの動きが画面に反映されるまでの遅延も、科学的に必要とされている20ms以下に抑えているとのこと。

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