白色有機ELを採用

GoogleとLG Display、VR向けの1,800万画素/1,443ppi 有機ELパネルを開発

編集部:風間雄介
2018年05月24日
GoogleとLG Displayの開発チームは、SID( Society for Information Display)のカンファレンスにて、VR/ARヘッドセットなどに活用できる4.3インチ有機ELディスプレイを開発したと発表。論文も発表した。

今回開発した有機ELパネルは1,800万画素で、画素密度は1,443ppiに達する。リフレッシュレートは120Hz。明るさは150cd/m2@20% で、コントラスト比は15,000対1以上。色深度は10ビット。視野角は狭く、水平方向は30度、垂直方向は15度。

画素密度を高めるため、白色有機ELとカラーフィルターという構成を採用。またスマートフォン向けディスプレイよりも反応時間を高速化するため、nタイプのLTPS(低温ポリシリコン)を採用している。さらに、高帯域なカスタムドライバーICも開発した。

両社では、VRの体験を高めるためには、表示デバイスの解像度や反応速度、リフレッシュレートを、人間の視覚システムの能力に可能な限り近づける必要があると説明。ヘッドバンドを試作し、どの程度のパネルや光学性能が必要かを調べたところ、画素密度については1,000-2,200程度が必要になることがわかったという。様々な技術的困難を乗り越え、今回この要件を満たすパネルの開発に成功したと説明している。

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