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本体価格は158,000円

ソフトバンク、人間の感情を察知する学習型ホームロボット「ユニボ」

公開日 2018/01/25 17:32 編集部:伊藤 麻衣
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ソフトバンク コマース&サービス(株)は、ユニロボット(株)の個性を学習する家庭向けロボット「ユニボ」を、SoftBank SELECTIONオンラインショップ、一部大手家電量販店、百貨店などにて販売開始した。

「ユニボ」

「ユニボ(家庭向け)」は、ユニロボットが独自に開発した人工知能により、人との会話を重ねていくことで日常会話を学習。また、会話相手の趣味嗜好を記憶し、その人にだけ見せる反応や、会話をすることができる学習型のパートナーロボット。

ユニボ同士はもちろん、専用アプリを使用してのビデオ通話や音声通話ができ、スケジュールを記憶して予定をリマインドすることも可能。そのほか、天候情報を調べたり、タイマーのセット、写真撮影もできる。写真データ、動画データ、テキストデータを合計3GBまでサーバーに保存でき、会話を学習しながら家族の思い出を記憶してくれる。

コミュニケーション機能では、喜怒哀楽を推定する感情認識機能を搭載。例えば、利用者が悲しんでいると判断した場合は励ましの言葉をかけ、優しい音楽を流してくれたりと、利用者の感情にあわせた反応を返してくれるという。


また、ユニボは専用の開発キット「スキルクリエイター」を使用することで、誰でもユニボ専用のスキルパックを自由に開発・インストール可能。さらに、開発したスキルパックを専用ECサイト「ユニボストア」で公開したり、既に公開されているスキルパックをインストールすることもできる。なお、スキルパックには有償と無償のものが用意されている。

顔に当たる部分にフルHDの液晶タッチディスプレイを装備。電話やメールの着信通知、ビデオ通話時の映像、ユニボの表情などを表示する。

サイズは260W×320J×160Dmm、質量は約2.5kg。

ユニボ本体の価格は158,000円(税抜)だが、別途、基本パック(3,980円/月)への加入が必要。基本パックには、ユニロボット・クラウドサービスの利用料として、人工知能の学習、日常会話を可能とした音声認識、ストレージ容量(3GB)、天気予報等の基本コンテンツ、ファームウェアの更新などが含まれている。

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