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市民の手による新しい映像祭「市民がつくるTVF」

今年3月に幕を閉じた「東京ビデオフェスティバル」が任意団体により再スタート

公開日 2009/08/24 20:01 Phile-web編集部
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今年3月に第31回をもって終了した日本ビクター主催の「東京ビデオフェスティバル(TVF)」が、任意団体「市民がつくるTVF」運営により“市民の手による新しい映像祭”として再スタートを切る。


「市民がつくるTVF」プレ・イベントの作品募集ポスター
TVFは1978年からビクターが毎年実施してきた世界最大級の国際的な市民ビデオの祭典。“誰もが参加できるオープンイベント” をコンセプトに、年齢・性別・プロ・アマを問わず、国内・海外から作品を募集してきており、09年開催の第31回では、世界54の国・地域から2,231作品が寄せられるなど好評を得てきたが(関連ニュース)、日本ビクターでは、映像によるコミュニケーション拡大と、映像文化の普及・振興というイベントの目的を十分に果たしたとし、第31回をもって惜しまれつつも幕を閉じることとなった。

現在、特定非営利活動法人として申請中の「市民がつくるTVF」は、ビクター主催のTVFが築きあげてきた市民映像文化を継承しようとする有志から生まれた任意団体。TVFの審査委員を務めた大林宣彦氏、羽仁 進氏、椎名 誠氏、高畑 勲氏らが発起人となり発足した。代表理事の小林はくどう氏(ビデオ作家・成安造形大学教授)など役員はTVF入賞者や教育・メディア関係者らが務める。

同団体は、市民映像ファンを対象としたビデオフェスティバル「市民がつくるTVF」プレ・イベントを実施。9月1日より作品募集を開始し、2010年1月下旬に発表会・交流会を開催する。応募要項はこちらで確認できる。

【問い合わせ先】
特定非営利活動法人(申請中)市民がつくるTVF
TEL/03-6206-8655

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