映画、テレビCM、VFXなどの制作に最適

Blackmagic Design、12K/60fps撮影対応のビデオカメラ「URSA Mini Pro 12K」

編集部:平山洸太
2020年07月17日
Blackmagic Designは、12Kスーパー35イメージセンサーを搭載するシネマカメラ「Blackmagic URSA Mini Pro 12K」を7月に発売する。価格は1,138,000円(税抜)。

「URSA Mini Pro 12K」

劇場映画、テレビCM、IMAXなどの制作に最適とするほか、12Kではオブジェクトのエッジ解像度が高いため、グリーンバック作業や合成などのVFXにも適するとのこと。8K/4Kイメージであっても、12Kからオーバーサンプリングすることで、「ハイエンドのスチルカメラのような繊細なスキントーンと驚異的なディテール」を得られるという。

撮像素子には、ネイティブ解像度12,288×6,480の12Kスーパー35センサーを搭載する。14ストップのダイナミックレンジ、ネイティブISO800に対応するほか、80メガピクセル/フレームで最大60fpsの撮影が可能。12Kで60fps、8Kで110fps、4K スーパー16で220fpsまでの撮影が行える。

12Kセンサーを搭載

新たなBlackmagic RAWに対応し、12Kの12-bit RAWで撮影した映像をラップトップでも編集可能。マルチスレッド対応で複数のCPUコアで処理できるほか、Apple Metal、CUDA、OpenCLによるGPUアクセラレーションに最適化している。これにより、HDや4Kと同じくらいかんたんに12Kで作業できるとのこと。

またBlackmagic RAWでは、第5世代のBlackmagicカラーサイエンスを採用。色応答を向上したフィルムカーブに新対応することで、見栄えの良いスキントーンが得られ、彩度の高いカラーのレンダリングもより高品質で実現できるという。センサーからのカラー/ダイナミックレンジのデータをメタデータとして保存して、ポストプロダクションで使用可能。従来のBlackmagic RAWファイルとも互換性があるため、既存の作品でも新しいカーブを活用できる。

記録メディアスロットには、CFastとUHS-II SDをそれぞれデュアルで搭載。2枚のカードにRAW収録が可能で、CFast×2 では 900MB/s、UHS-II SD×2 カードでは500MB/sで記録できる。また背面には10Gb/sのUSB-C 3.1 Gen 2端子も備えており、外付けのフラッシュディスクおよびSSDにも記録可能。

USB-Cから外部ストレージに保存可能

レンズマウントにはPLマウントを採用。マウントは交換可能となっており、EF、Fレンズも使用できる。NDフィルターも内蔵する。外形寸法は150.4W×146.8H×223Dmmで、質量は2.55kg。ポストプロダクション用ソフトウェアのフルバージョン「DaVinci Resolve Studio」を同梱する。

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