フルサイズ機Z7/Z6の小型ボディーや画作りを継承

ニコン、同社初APS-Cミラーレスカメラ「Z 50」。ボディ単体は約12万円

編集部:小野佳希
2019年10月10日
ニコンは、同社初のAPS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)とZマウントを採用したミラーレスカメラ「ニコン Z 50」を11月下旬に発売する。オープン価格だが、直販サイトではボディ単体を119,900円(以下、価格はすべて税込)、16-50mmのレンズキットを139,810円、50-250レンズも付くダブルズームキットを169,840円で販売する。なお予約販売受付は10月12日10時より開始する。

ニコン Z 50

レンズキットは「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」レンズ付きとなり、ダブルズームキットは同レンズに加えて「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」レンズが付く。なお、ダブルズームキット購入で2万円、レンズキット購入で15,000円、ボディ単体購入で1万円をキャッシュバックする発売記念キャンペーンも2020年1月14日まで実施する。

「Z 50」は、ニコン初のDXフォーマットミラーレスカメラ。フルサイズセンサーを搭載した高級機「Z 7」「Z 6」のエルゴノミクスデザインを踏襲した小型・軽量ボディーを採用し、小型でもしっかりとホールドできるグリップ形状や、右手で操作をすべて完結できるボタン配置によって、レリーズボタンまで自然に指を伸ばせるよう配慮している。

画像処理エンジンには「EXPEED 6」を搭載。同社DXフォーマットカメラ初の像面位相差AF画素搭載で有効2088万画素のCMOSセンサーとの組み合わせによって、静止画撮影時にはクラストップの最高常用感度ISO 51200を実現した。また、「ミドルレンジシャープ」や「クイックシャープ」を搭載しており、「Z 7」 「Z 6」同等の画づくりが可能だともしている。

さらに、写真でも動画でも利用できる全20種類の「Creative Picture Control」や、撮影シーンに最適な設定を簡単に選べるように配慮した「シーンモード」も搭載。「フォトイラスト」や「トイカメラ風」などのアレンジを加えた表現で画づくりができる「スペシャルエフェクトモード」もあわせて搭載している。いずれも画像モニター、EVF内で仕上がりを見ながら撮影できる。

フォーカスポイントは209点で、最大で撮像範囲の水平約87%、垂直約85%の範囲をカバー。DXフォーマットセンサーに最適化したアルゴリズムによって、像面位相差AFとコントラストAFを自動的に切りかえてピントを合わせるという。

また、動きのある人物でも瞳を正確に認識してピントを合わせられる「瞳AF」も搭載。同機能は、別売のマウントアダプター FTZ)を介したNIKKOR Fレンズ装着時にも使用できる。

加えて、クラス最高レベルの-4EVまでのAF撮影という低輝度AF性能を実現。なお、約11コマ/秒の高速連続撮影時にも、AE、AFともに追従する。

液晶モニターは3.2型の約104万ドットで、タッチ操作に対応。拡大、縮小、ヘルプなどの機能ボタンをタッチパネル上に装備している。また、チルト対応で「自分撮りモード」も搭載。同モード時はシャッターボタン以外のボタンやマルチセレクターがロックされるため、誤作動なく、カメラをしっかりと握って撮影できるという。

電子ビューファインダー(EVF)は、EVF内で背面モニター同様の操作が可能。「目を離すことなく様々な設定変更ができる」とアピールしており、「特に様々な設定がワンタッチで変更できる『iボタン』『iメニュー』を使うと、メニュー画面を呼び出すことなく、画像モニター、EVF内で仕上がりを確認しながら操作が可能だ」と説明している。

動画撮影においては、DXフォーマットベースでフルフレームの4K UHDに対応。前述のように「Creative Picture Control」も適用できるほか、4K UHD、フルHDの「タイムラプス動画」をカメラ内で生成する機能や「スローモーション動画」機能なども備えている。

撮影した静止画および動画をスマートフォン等へ転送できる「SnapBridge」アプリにも対応。シャッター音を排除して撮影できる「サイレント撮影」機能も同社DXフォーマットカメラとして初めて搭載した。また、VR搭載レンズと組み合わせることにより「デュアル検知光学VR」が適用され、撮影時の手ブレを抑制するよう配慮している。

ボディにはマグネシウム合金を採用して、堅牢性を確保。そのほか、手動ポップアップ方式フラッシュを内蔵する。

【問い合わせ先】
ニコンカスタマーサポートセンター
TEL/0570-02-8000

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