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ダブルフォーカス方式を採用

パナソニック、4K動画撮影もサポートするLマウント交換レンズ「LUMIX S PRO 24-70 mm F2.8」

2019/08/29 編集部:小澤貴信
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パナソニックは、フルサイズミラーレスカメラ「Sシリーズ」用の交換レンズ「S-E2470(LUMIX S PRO 24-70 mm F2.8)」を9月25日より発売する。価格は275,000円(税抜)。

パナソニックは、フルサイズミラーレスカメラ「Sシリーズ」用の交換レンズ「S-E2470(LUMIX S PRO 24-70 mm F2.8)」

ライカLマウントを採用した、焦点距離24 - 70mmのズーム全域で開放F値2.8の大口径標準ズームレンズ。ライカカメラ社の品質基準をクリアして「Certified by LEICA」認証を受けた、「S PROレンズ」として展開する。

ミラーレス一眼で培ってきた光学技術により、卓越した描写性能を実現したとのこと。レンズ構成は16群18枚で、非球面レンズ3枚、EDレンズ4枚、UHRレンズ1枚という構成。これら特殊レンズの最適配置、さらに2つのフォーカス群を稼働する「ダブルフォーカス方式」の採用により、大口径でありながらズーム全域で優れた描写性能と、高品位なボケ味と立体感のある質感描写を実現すると紹介されている。

また、ダブルフォーカス方式により、フォーカスレンズの高速駆動を実現。フォーカス制御速度は480fpsを実現し、高速でサンプリングを行うことにより瞬時にフォーカスレンズの移動方向と合焦位置を割り出す。さらに、AF/MFの切り替えがフォーカスリングをスライドさせるだけで素早く行えるフォーカスクラッチ機構により、操作性も高めた。

4K動画にも対応した優れた動画性能も特徴としている。動画撮影時には、光学設計と鏡筒内部構造の最適化により、撮影中のフォーカシング時のピント位置の移動に伴い画角が変化してしまうブリージングを徹底的に抑制。さらに、絞りマイクロステップ制御により、ズームやパンニング時、輝度変化が大きいシーンでも安定した露出変化制御をサポートする。また、フォーカスクラッチ機構のマニュアルフォーカスポジションで鏡筒に現れる距離目盛により、動画撮影においても直感的なピント合わせが可能となる。

外装デザインについては、すべて金属製として高い強度と耐久性を獲得。防塵・防滴、マイナス10℃の耐低温設計も実現している。

絞り形式は11枚羽根 円形虹彩絞り、撮影範囲は0.37m〜∞(撮像面から)、最大撮影倍率は0.25倍。外形寸法はΦ90.9mm×約140mm。質量は約935g(レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)。

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