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新画質処理エンジン「EXPEED 4」を搭載

ニコン、AF性能や画質をより高めたフラグシップ一眼レフ「D4S」

公開日 2014/02/25 17:17 ファイル・ウェブ編集部
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ニコンは、デジタル一眼レフカメラのフラグシップモデル「D4S」を3月6日より発売する。価格はオープンだが、65万円前後での実売が予想される。

D4S

本機は今年1月に開発中であることが発表され、CESにて参考出展されたモデルとなる(関連ニュース)。従来モデル「D4」をベースに、AF性能や画質、操作性、動画性能などをさらに高めたモデルとなる。

撮像素子は36.0×23.9mmサイズCMOSセンサーで、有効画素数は1,623万画素。最大記録画素数は4,928×3,280(L)となる。レンズマウントはニコンFマウント。

AF性能は、プロの高度なカメラワークを想定して最適化されたアルゴリズムを採用。AFの初動性能と追従の正確性を高めた。画質については、新画質処理エンジン「EXPEED 4」と新開発のCMOSセンサーにより、鮮鋭感や立体感を向上させたという。常用感度域は、ISO 100からISO 25600となる。

利便性も改善。連続撮影時の像ブレを抑え、像消失時間を短縮させることによりファインダーの見え方を改善したほか、グリップ形状とボタン類のレイアウトも改良し、使い勝手を高めた。有線LAN通信では1,000BASE-Tに対応し、撮影後にPCでの編集をすばやく行える「RAWサイズS」(12bit、非圧縮)も導入された。

動画は、1920×1080/60p・50pのフレームレートに対応。「EXPEED 4」によって全感度域でノイズを抑え、なめらかで豊かな階調表現を実現した。ファイル形式はMOVで、映像圧縮方式はH.264/MPEG-4 AVCとなる。また、リサイズなしでフルHD動画を撮影することで鮮鋭感の高い映像が得られる「1,920×1,080クロップ」機能も搭載する。

記録媒体はXQDメモリーカード、コンパクトフラッシュカード(Type I、UDMA対応)。液晶モニターは3.2型TFT液晶で、約92万画素。

外形寸法は約160W×156.6H×90Dmm、質量は約1,350g。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドNIKON
  • 型番D4S
  • 発売日2014年3月6日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格650,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1623万画素 ●撮影素子:36.0×23.9mmサイズCMOSセンサー 総画素数1661万画素 ●記録媒体:XQDメモリーカード、コンパクトフラッシュカード(Type I、UDMA対応) ●液晶モニター:3.2型TFT液晶モニター、約92万ドット(VGA) ●外形寸法:約160W×156.5H×90.5Dmm ●質量:約1350g(バッテリーおよびメモリーカード含む)