FIIO、50mm径ドライバー搭載の密閉型ヘッドホン「Snowsky NATURE」。日本製PET/TPUの2層振動板を採用
エミライは、FIIOからサブブランド「Snowsky」の密閉型ダイナミックヘッドホン「Snowsky NATURE」を10月17日(土)に発売する。カラーはApricot/Blackの2色。価格はオープンで、税込6,930円前後での販売が予想される。
「音質第一」をコンセプトに、ドライバーや主要素材へ重点的に開発資源を投入したというモデル。50mm径ダイナミックドライバーを搭載し、振動板には19μm厚のPET層と30μm厚のTPU層を組み合わせた複合カーボンブラック振動板を採用する。同社によると、振動板は日本製としている。
PET層の高い剛性と、TPU層のダンピング特性や柔軟性を組み合わせ、低歪みで深みのある低域と滑らかな高域を追求。金属やプラスチックを思わせる音の色付けを抑え、フラットで自然なサウンドを目指したという。
耐久性にも配慮し、同社のFIIO Acoustic Labsによる疲労寿命試験や高温高湿環境下での試験を実施。駆動系には高強度マグネットと銅線ボイスコイルを採用し、過渡応答と振動板の制御性能を高めたとしている。
インピーダンスは24Ω(1kHz)、感度は101dB/mW(1kHz)。電圧基準の感度は117dB/Vrmsとなる。低インピーダンス/高感度設計により、ポータブルオーディオ機器などでも駆動しやすい仕様を目指した。
音質チューニングでは、上位クラスの製品を参考に、ドライバーパラメーターを8回、音響チャンバーを15回改良。さまざまな音楽ジャンルでの使用を踏まえた約1,000件のユーザーフィードバックも、最終的なサウンドに反映したという。
ケーブルは左右独立の3.5mm TRS端子による着脱式。付属のOFCケーブルは約1.5mで、再生機器側には3.5mmプラグを備える。マイクとインラインリモコンも搭載し、ボタンを1回押すと再生/一時停止、2回で次曲、3回で前曲の操作が可能。前曲操作はiOSのみ対応する。別売のオーバーイヤーヘッドホン用ケーブル「FIIO LL-4.4A」へ交換することで、4.4mmバランス接続にも対応する。
本体質量はケーブルを除いて約280g。頭部の形状に合わせてフィットする自動調整式のスライド式ヘッドバンドを採用し、アームにはアルミ合金を使用する。
イヤーパッドは、同社が「プレミアムレザー」と呼ぶ表皮素材と高反発フォームを組み合わせたもの。ひねることで着脱できるクイックリリース構造を採用し、交換や清掃を容易に行えるようにした。
外観には、製品名の「NATURE」を象徴する木目調デザインを採用。フェイスプレートは高剛性のABSエンジニアリングプラスチック製で、水転写プリントによって木目を表現している。
Blackは、深みのあるブラックを基調に、黒檀を思わせる木目とゴールド系のアクセントを組み合わせた仕上げ。Apricotは、ダグラスファー(ベイマツ)をイメージした明るいアプリコット色と木目を取り入れている。周波数特性は20Hz - 40kHz。付属品として、前述のマイク付きケーブルに加え、収納ポーチを同梱する。

