<ヘッドフォン祭>iFi audio/FIIO/Ferrum Audioから本邦初公開品が多数。“三位一体”ヘッドホンアンプ「iDSD Phantom」など
「冬のヘッドフォン祭 mini2026」が2月7日(土)に開幕した。エミライは、iFi audio/Ferrum Audio/FIIOなどの取り扱いブランドから本邦初公開の新製品を多数出展。ブースの模様をお伝えする。
iFi audio
iFi audioからは、新旗艦ヘッドホンアンプ「iDSD Phantom」が本邦初公開。DAC内蔵ヘッドホンアンプのフラグシップモデルで、ストリーマー機能も搭載した「三位一体」モデルだ。海外での予価は4499米ドルで、来春発売予定とのこと。
同製品は、2023年に発売した「iCAN Phantom」でのノウハウを活かし、ソリッドステートと真空管をベースにした2つのステージをリアルタイムで切り替えられるシステムを採用。
クアッドDACの搭載、ネット機能の強化(Qobuz Connect、Tidal、Spotify、Roon、Airplay2対応)、最大出力7747mWの純A級アンプ搭載といった点が特徴だ。デスクトップ設置時にはヘッドホンアンプ用途に加えてアナログアウトにも対応するという。
また、同じくiFi audioからはストリーマー「ZEN stream3」「NEO Stream3」も本邦初公開。海外ではZEN stream3が399米ドル、NEO Stream3は999米ドルで販売予定と案内された。
両機とも前モデルよりネットワーク機能を強化。ZEN stream3はJVCケンウッドのK2テクノロジーを、NEO Stream3はK2HDテクノロジーを搭載するほか、PCM 768kHz、DSD 512再生にネイティブ対応するとのこと。
FIIO
FIIOからは、DAPの入門モデル「Snowsky DISC」が登場。今春発売予定で、予価は79.99米ドル。
本体はブラック/ブルー/ピンクの3色のカラーバリエーション。ブラック/グリーン/レッドという3色展開の専用ケースも用意する。
コンパクトな筐体ながら、4.4mmバランスでの有線接続に加えて、BluetoothはLDAC対応といったスペックを実現するとともに、USB DAC機能も搭載。AirPlay、Roon Ready(認証中)といったネットワークオーディオ機能も備えている。また、2TBまでの外部ストレージにも対応している。
デザイン面も含め幅広い層へアピールしており、展示では女性ユーザーから「かわいい」との声があったという。
Ferrum Audio
Ferrum Audioの本邦初公開品は、「HYPSOS Dual Output」。同ブランドのDCパワーサプライ「HYPSOS」の出力が2系統になったモデルで、これによってスプリッターなどを使わずに2台の機器を同時に駆動可能になった。注文に合わせて取り付け・製作されるカスタムケーブルにも対応するという。
リニア/スイッチングのハイブリッド設計により、低リップルとノイズ、迅速な過渡応答、高効率を実現させたとのこと。出力電圧を微調整して音質を追い込む「スイートスポットチューニング(SST)」や、ケーブル抵抗の影響を抑え過渡応答を改善する「4Tセンシングデザイン(4TSD)」などの機能も搭載している。
そのほか同ブランドでは、ハウジングに米産天然パープルハートウッドを採用した「FT13」、大型106mm平面磁界ドライバー搭載「FT7」などヘッドホンの試聴も人気だったとのこと。
エミライの担当者からは「エントリーモデルからハイエンドまで、幅広いユーザー層をカバーできる製品ラインナップの拡充を目指す」との言葉を聞くこともできた。



