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10%オフの先行予約セールも

Murideo、USBメモリーサイズの8K対応HDMIテストツール「STIXシリーズ」

公開日 2025/12/16 10:18 PHILE WEB編集部
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エディピットは、同社が取り扱うMurideo(ムリデオ)の “STIXシリーズ” より、8K対応HDMIテストツール「MU-STIX-G/MU-STIX-GF/MU-STIX-A/MU-STIX-AF」を2026年1月から国内販売開始する。

型番に「G」が付くモデルがジェネレーターで、「A」が付くモデルがアナライザー。それぞれにHDMIオス端子モデルと、HDMIメス端子モデルを用意している。型番末尾に「F」が付いているものがメス端子モデルとなる。

価格はオス端子モデル(MU-STIX-G/MU-STIX-A)が51,700円、メス端子モデル(MU-STIX-GF/MU-STIX-AF)が60,500円(すべて税込)。

「MU-STIX-G/MU-STIX-GF/MU-STIX-A/MU-STIX-AF」

STIXシリーズは、HDMI 2.1b準拠で最大8K/60Hz(48Gbps FRL)に対応する超小型のテストデバイス。小型軽量なUSBメモリーサイズの筐体に、信号発生器とアナライザーの機能を凝縮し、設置現場でのトラブルシューティングと検証の効率化を謳っている。主に住宅や商業施設、サイネージ、教育機関など幅広いAV現場での利用を想定している。

本体表面にはミニOLEDディスプレイを備えており、リアルタイムで信号情報を確認できるほか、結果を即座に判できるPASS/FAIL表示を採用。電源はUSB-C給電に対応し、AV機器のUSBポートやモバイルバッテリー、スマートフォン(iPhoneを含む)からも給電が可能となっている。

小型軽量なUSBメモリーサイズを採用

ジェネレーターのMU-STIX-G/MU-STIX-GFは、720pから8Kまで多様なテストパターンを生成し、各種色深度・色空間に対応する。GFはHDMIメス・コネクタを搭載し、ケーブルを直接接続してテストできる点が特徴だ。HDMI 2.0(18Gbps TMDS)信号にも対応する。

アナライザーのMU-STIX-A/MU-STIX-AFは、入力信号の解析に対応し、HDCPバージョン、解像度、タイミング、色情報、オーディオ情報を表示。AFはHDMIメス・コネクタ搭載で、ケーブルの直接検証に適する。ジェネレーターと組み合わせることでエンドツーエンドの検証が可能になり、設置後のトラブルコール削減に寄与するとしている。

ジェネレーターとアナライザーの組み合わせで、HDMIシステム全体のエンドユーエンドの検証が簡単に行える

なお、将来的には大規模テストプラットフォームと連携する「STIXエコシステム」への対応も予定しており、2026年第2四半期以降の提供を見込んでいるという。

シガレットケースサイズのメタルケースとUSB C-to Aケーブルを同梱。販売は同社直販およびパートナー経由で行い、10個・25個のボリュームディスカウントも用意。さらに、エディピット オンラインストアおよびPhileweb Storeでは2026年1月初旬まで10%OFFの先行予約セールを行う。製品詳細ページのURLも公開されている。

メタルケース、USB C-to Aケーブルが付属

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