<ヘッドフォン祭>ゼンハイザー、“オーディオ愛好家向け”ワイヤレス機「HDB 630」/B&W、最新フラグシップ「Px8 S2」
ポータブルオーディオ関連ブランドが多数集うイベント「秋のヘッドフォン祭2025」が開幕。本稿では、本稿では、ゼンハイザー、Bowers & Wilkins、デノン、QoAなどの出展についてレポートする。

ゼンハイザー
ゼンハイザーは、発売されたばかりのBluetoothヘッドホン「HDB 630」を複数台用意。“オーディオ愛好家グレード”の音質をワイヤレスで実現したという新製品の実力を確認することができる。
同モデルは、有線ヘッドホン “HD 600シリーズ” 相当の音質を、Bluetooth接続で実現したと謳うハイクラスのワイヤレスヘッドホン。“Momentumシリーズ” の利便性/機能性と、長年オーディオファイルに認められるHD 600シリーズの音質を融合させたモデルだと説明している。
「HD 800 S」や「IE 900」など有線ヘッドホン/イヤホンも各種を試聴可能。完全ワイヤレスイヤホンも含めて幅広いモデルが体験できるようになっていた。

ディーアンドエムホールディングス
ディーアンドエムホールディングスは、Bowers & Wilkins(B&W)とデノンのヘッドホン/イヤホン各種を展示。
B&Wでは、ワイヤレスヘッドホンの最新モデルにしてフラグシップモデルである「Px8 S2」を出展。「Px7 S3」も用意し、聴き比べもできるようにしているほか、「Pi8」「Pi6」といった完全ワイヤレスイヤホンも展示していた。

デノンブランドでは、木製ハウジングを採用した“リアルウッドシリーズ”や、完全ワイヤレスイヤホン「AH-C840NCW」「AG-C500W」などを展示。
リアルウッドシリーズは孟宗竹を用いた「AH-D9200」、アメリカン・ウォールナットを採用した「AH-D7200」、ゼブラウッドを採用した「AH-D5200」のシリーズ3モデルをすべて展示。自由に体験できるようになっていた。

サウンドアース
サウンドアースは、DUNE、QoA、Kinera Imperial、Melody Wings、UCOTECHといった、同社が取り扱う様々なブランドから幅広い製品を出展。発売済みのモデルだけでなく、未発表の開発中モデルも体験できるようになっていた。
そのひとつが、「bijou」と名付けられたQoAのイヤホン。BAドライバー、ダイナミックドライバー、骨伝導ドライバーを各1基ずつ搭載するトライブリッドモデルで、会場にはチューニング違いの2タイプを用意して比較試聴できるようになっていた。

さらに、同ブランドからは製品名すらもまだついていない「4BA+2DDドライバー」イヤホンも参考展示。こちらも試聴可能な状態にしていた。
そのほか、AFULからも開発中の試作機「PERFORMER 8S」を参考出展。ダイナミックドライバー1基とBAドライバー7基に加えて、パッシブユニットというスペースを筐体内に設けているモデルだとのことだった。




