LG、49型ウルトラワイド曲面モニター「49U950A-W」／29型シネスコモニター「29U531A-W」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、同社 “LG UltraWide Monitorシリーズ” の49型ウルトラワイド曲面モニター「49U950A-W」と29型ウルトラワイドモニター「29U531A-W」、および“LG Smart Monitorシリーズ” の27型フルHDモニター「27U511SA-W」計3モデルを、8月7日より順次発売する。価格はいずれもオープン。それぞれの発売日と予想実売価格は以下の通り（表示はすべて税込）。

・「49U950A-W」：230,000円前後（8月7日より順次発売）
・「29U531A-W」：37,000円前後（8月21日より順次発売）
・「27U511SA-W」：38,000円前後（8月7日より順次発売）

49U950A-Wは、曲率3800R、縦横比32：9の49型ウルトラワイドモニター。広い表示領域によりWQHD（2560×1440）サイズのウィンドウやソフトウェアを左右並べて表示させることが可能で、作業の効率化に寄与するとアピール。また、3800Rの曲面型画面により、優れた視認性と没入感も実現するという。

ディスプレイは、美しく豊かな色再現を可能にするというNano IPSパネルを採用。解像度5120×1440、色域はDCI-P3を98%カバー。「VESA DisplayHDR 400」の認証を取得しており、HDR映像の明暗再現に優れるとしている。フォーマットはHDR10をサポート。

入出力端子はHDMI×2、DisplayPort（Ver.2.1）×1、USB Type-C×1、ステレオミニ×1などを装備。USB Type-C端子はケーブル1本でディスプレイ接続、給電（USB PD最大90W）、データ転送まで対応する。また、KVMスイッチを内蔵しており、複数のデバイスと接続した際の作業効率化もサポートする。

5120×1440の高解像度ながら144Hzのリフレッシュレートに対応。加えて、VRR（可変リフレッシュレート）にも対応し、ちらつき（ティアリング）やカクつき（スタッタリング）を軽減する。

さらに、AMD社のAPUやGPUとの組み合わせを保証する「AMD FreeSyncテクノロジー」、NVIDIA社のGPUとの組み合わせを保証する「NVIDIA G-SYNC Compatible」「VESA Adaptive-Sync」の認証を取得している。そのほか、暗いシーンの視認性を高めるブラックスタビライザーもサポートする。

サウンド面では10W出力のスピーカーを2基搭載。低音域を強化するRich Bassを採用し、映像やゲームの臨場感を高めるパワフルなサウンドを再生するという。

そのほか機能面では、周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動的に調整する「自動輝度センサー」。フリッカー（ちらつき）を抑える「フリッカーセーフ」機能。ブルーライトを抑える「ブルーライト低減モード」を実装。スタンドは120mmの高さ調整、前-1度／後15度のチルト、左右10度のスイベルに対応する。

外形寸法は1215W×478 - 598H×260Dmm、質量は17.3g（スタンド含む）。

29U531A-Wは、縦横比21：9の29型ウルトラワイドモニター。フルHDよりも33%横長な画面によって、左右にウィンドウを並列させて作業したり、表計算ソフトを全画面表示することが可能で、快適な作業環境を提供するという。また、シネマスコープサイズと画面比率が近いため、映画鑑賞の没入感も高いと謳っている。

ディスプレイにはIPSパネルを搭載。解像度は2560×1080、色域はsRGB 99%カバーし、HDR10に対応する。最大リフレッシュレートは100Hzで、遅延を低減する「DASモード」も備えることで、快適なゲームプレイもサポートするとのこと。

入出力端子はHDMI×1、DisplayPort（Ver.2.1）×1、USB Type-C×1、ステレオミニ×1を装備。サウンド面ではMaxxAudioを採用した5Wスピーカーを2基内蔵。

そのほかの機能として、フリッカー（ちらつき）を抑える「フリッカーセーフ」機能やブルーライトを抑える「ブルーライト低減モード」を搭載する。スタンドは前-1度／後15度のチルト調整が可能。

外形寸法は689W×407H×224Dmm、質量は4.5g（スタンド含む）。

27U511SA-Wは、LG独自のwebOSを搭載する27型スマートモニター。外部機器の接続なしでWebブラウジングが可能なほか、YouTubeをはじめとする600以上のVODアプリからコンテンツが視聴できる。AirPlay 2とMiracastも対応しており、iOS／Androidデバイスからワンタップでコンテンツをモニターに表示できる。

ディスプレイはIPSパネルを採用。解像度はフルHD（1920×1080）で、色域はsRGB 99%カバー。HDRフォーマットはHDR10に対応する。リフレッシュレートは100Hzをサポートし、FPSゲームなどにおいて高速かつクリアな映像表示を実現するとしている。

入出力端子はHDMI×2、USB Type-A×2、ステレオミニ×1を装備。サウンド面は5Wスピーカーを2基内蔵する。

操作面では、LG ThinQアプリを使用することで、スマートフォンからモニターの操作が可能になる。付属のリモコンと同じ基本的な操作に加え、画面上でのポインター操作や文字入力、ボイスコントロールにも対応し、スムーズな操作を実現するという。

そのほかの機能として、フリッカー（ちらつき）を抑える「フリッカーセーフ」機能やブルーライトを抑える「アイケアモード」を搭載する。スタンドは前-1度／後15度のチルト調整が可能。デザインは、3辺フレームレスかつスリム筐体となっており、チルト調整も相まってオフィスや自宅のインテリアにスムーズに溶け込むとしている。

外形寸法は612W×451H×210Dmm、質量は5.6g（スタンド含む）。